新年の御挨拶&『あこがれ』
みなさま、あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。
前回の更新から、あっという間に半年以上経ってしまった。なんか、去年と同じようなパターンだけど、昨秋から生活が激変してしまい、自由にできる時間が減ってしまったのも大きな要因だ。
昨年は、未年ということで、平穏な一年になってくれることを願ったのだけど、個人的に全然そうならなかったのは、全く予想もできなかった(^_^;。
申年の今年は、世界的に既に波乱含みだけど、個人的には努めて平穏に過ごしたいと思っている。
そんな中で年末に読んだのが、川上未映子 『あこがれ』 新潮社 。図書館で見つけて手にとったのだけれど、川上さんの小説の手触りは、やっぱり妙にしっくりくる。
今回は、10歳くらいの少年が主人公。これからいよいよ思春期に入ろうという、とても微妙な時期の少年の心理が、絶妙な温度で描かれていて、避けようのない現実も垣間見えるものの、じんわり暖かくなるような小説だった。
こうしてひさしぶりに記事を書いてみて、「書く」という行為は、いろいろな意味でいいことだなと、改めて感じた。何とか時間を確保して、今年も書いていきたい。
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