人はなぜ働くのか?
内田先生がブログの資本主義の黄昏 というエントリーで、仕事について書かれている。
「オーバーアチーブ」という言葉を以前どこかで聞いたことがあると思ったら、内田先生の畏友である平川克美さんの『反戦略的ビジネスのすすめ』洋泉社 に出ていたのを思い出した。
平川氏は言う。
社員もまた自分がオーバーアチーブしたいという根源的な欲求を持っている。オーバーアチーブとは、「その仕事をしますと約束した以上の仕事をすること」。ではこの根源的な欲求はどのようなもので、どこから生まれてくるのか。
人は、お金や地位、達成感や充実感のために仕事をするのではない。仕事とは根源的、本質的に人を惹きつけるものである。
ではなぜ仕事が面白いかと言うと、その面白さは「ビジネスが提供する人間関係の面白さに起因する」のである。
そういえば内田先生も、『疲れすぎて眠れぬ夜のために』角川書店 の中で、「仕事の目的は結果として価値あるものを作り出すことではないのです。」、「人間が仕事に求めているのは、突き詰めて言えば「コミュニケーション」です。」と語っておられる。
さらに、「やったことに対して、ポジティブなリアクションがあると、どんな労働も愉しくなります。」「応答が返ってくるなら、人間は何でもやります。」と。
最初読んだときには、お二人のお考えはいまひとつ理解できなかったが、日々先生のお書きになったものを読み続けることで、少しずつ理解できつつあるように思う。やはり先生のお考えはとても深い。いきなりブログのエントリー単体を読んでも、理解するのは難しいのかもしれない。


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