TVドラマ『がんばっていきまっしょい』第四艇
今回のストーリーは、大野仁美がいよいよ女子ボート部のコーチになって、合宿が行われるという話。
初めの方でいきなり新配役の中田三郎が登場してきたのにはビックリ。映画では出てこなかった原作の第2部「イージーオール」では、中田三郎は非常に重要な人物なので、ドラマでも外せないだろうとは思っていたのだが、ドラマでは原作以上に大活躍するという設定なのだろうか。キャスト&スタッフも短期間での撮影、大変だっただろう。
しかし、新しい田口君の中田三郎は、内君のより王子様度は少し落ちる印象。原作では成績も学年トップなのだが、そういう風に見えないところが少し残念。
今回のストーリーの目玉は、悦ネエと仁美コーチとの対立。ボートを漕ぎたい悦ネエたちに対して、ボートの講義、そしてエルゴメーターによるトレーニングを命じるコーチ。とうとう合宿最終日にキレて、勝手に海へと漕ぎだしてゆく悦ネエたち。
選手とコーチの確執という展開は、スポ根ドラマでは定番とも言えるものだと思う。このドラマもそれをきっちり踏襲しているようだ。
そして、漕いでみて、基礎トレーニングの成果を実感した悦ネエたち。夕陽の海で、それを話し合う悦ネエたち。ここはなかなかいいシーンだった。
でも、本来ならもう少し盛り上がるシーンになるはずだったのだろうが、この時点で、陸では悦ネエたちが遭難したのではという騒動が持ち上がっており、見ているこちらとしては、悦ネエたちの会話をじっくり聞いている余裕はなかった。悦ネエたちの夕陽のシーンと、陸で遭難したのではと騒ぎ出すシーンとは、順番を逆にした方が良かったのではないか。というか、騒ぎ始めるのが早かった気がする。それにしても、三郎はなぜいつもと違う方へこいでいったと気づいたのだろう。いつもは練習を見ていない筈なのだが。
そして最後の場面。謝る部員たちに対して、立ち去る仁美。それはちょっと大人げないんじゃ、という気がした。さらに女子部員に絶縁状を叩きつける男子部員たち。ちょっと驚きの展開だった。原作、映画共にブーは悦ネエを見守る立場だったのに、真っ先に糾弾の声を上げるとは。
ということで今回の話、どこまでそうなのかはわからないが、ついつい例の事件の悪影響を考えてしまって、十分には楽しめなかった。オカダの評価は☆☆★。
次回は特別艇ということで少し残念ではあるが、その間に体制をたて直してもらいたい。キャスト&スタッフのみなさん、がんばっていきまっしょい!しょい!もひとーつ、がんばっていきまっしょい!しょい!


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