コレクションという愉悦
第11回村上モトクラシ大調査 は、「先日アップした村上春樹さんからのメッセージにはたくさんのトラックバックを頂戴しました。メッセージ中にはたくさんの話題が出てきましたが、その中で、あなたがとくに興味をもったのはどの項目でしたか?」というもので、オカダは迷わずレコードを選んだのだが、ダンキン・ドーナッツと映画を選んだ人が圧倒的だった。
そして、今週もまた春樹さんからのメッセージ が届いていてうれしかった。内容は中古ジャズ・レコードの収穫の話。しかし、そこそこジャズ好きのオカダも全然聞いたことのない固有名詞のオンパレードだった。
そういえば、『ペントハウス日本版』という月刊雑誌の83年12月号に、『古くて新しいアメリカ紀行 オールディーズ・バット…イン・USA』というタイトルの、春樹さんのルポが出ていたのを思い出し、引っ張り出してみた。
内容は、アメリカで中古のレコードを入手することについてで、全米11都市を回って、各都市の中古レコード屋の充実度についてレポートしたもの、全6ページオールカラーの内容。二重丸がついてるのはボストンとホノルル。
ボストンについてのコメントは、「宝庫。1週間でもいたい。とくにハーバード大学近辺」と書いてある。それで今ボストンに住んでいるのかも(笑)。このときもボストンで、マット・デニスの"SINGS AND PLAYS"(KAPP.KL-1024)を1ドル90セントという「腰を抜かす安さ」で買っている。よっぽどお気に入りなんだなあ、マット・デニス。でもこの頃はまだ1ドル300円くらいしたんじゃなかったかと思うので、同じ1ドルでも値打ちはかなり違うのだろうけど。
記事中に、そのとき買った110枚のレコードジャケットがアメリカ地図の形に並べられているのだが、これでも全部ではないとのこと。「この旅で、ダンボール箱3つのレコードを買った」とあるから、かなり大量に買い込んだのだろう。
春樹さんにとっての1983年はというと、前年に『羊をめぐる冒険』を出版し、その年には短編小説集『中国行きのスロウ・ボート』や『カンガルー日和』を出版していて、作家としての地位を着実なものにしつつある年だったようだ。
疑問なのは、この記事のどこにも「作家」というキャプションがついてなくて、春樹さんの紹介も出ていないこと。記事のトップページには、レコードで顔の左半分を隠した春樹さんの顔写真が載っている。この時点で、紹介の必要もないくらい有名だったということかな。
ちなみに、オカダが集めているものというと、本ということになる。「本はナマモノだから、今買っておかないと次買えるかどうかわからない」と思うとついつい買ってしまう。結果、本が家にあふれてしまうことになる。春樹さん関連の本もかなり増えたし。春樹さんの大磯のおうちみたいな広い家に住みたいなあ。
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Comments
ペントハウスとは、珍しい記事ですね。
そして、こんな時代から、
ボストンに縁があったとは!
驚きです。
金さるも本は買う派。
そして、なかなか捨てられず。。
困ってます (^^ゞ
Posted by: 金の猿(金さる) | 2005.07.11 11:01 PM
金さるさん、どうも。
「ペントハウス」、古本を買ったのですが、ブログのネタにできたことで、モトはとった感じです(笑)。
ちなみに「ペントハウス日本版」は83年5月創刊、最初は講談社が出していて、「プレイボーイ日本版」のライバルという感じだったようです。
本はホント手放せませんよね。オカダは4色ボールペン派なので、不要になった本も売れないのがつらいところです。
Posted by: オカダ | 2005.07.12 07:26 PM
ダンキンはアメリカ以外にも
世界20カ国にあります。
日本の経営権を持つところが
経営をあきらめたみたいです。
見る目ないですよね。
近くでは韓国にもあるので、
行こうと思えば沖縄より安く行けるのですが、
そういうわけにも行かず。
Posted by: tomonofu | 2005.07.19 12:49 AM
tomonofuさん、コメントありがとうございました。
ダンキン日本の経営者は、ほんと見る目がなかったですね。春樹さんにキャッチコピーでも書いてもらったら、結構いけたのでは。
韓国が1番近いわけですね。いつか機会があれば、食べてみたいです。
Posted by: オカダ | 2005.07.19 06:05 PM