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2006.05.23

スガシカオ

そういえば、村上春樹の『意味がなければスイングはない』文藝春秋 についてまだエントリーを書いてなかったのを思い出した。この本の帯には、「月が消え、恋人に去られ、犬に笑われても、なにがあろうと音楽だけはなくすわけにはいかない」と書いてあって、とても惹かれた。最近、音楽についても書いてなかったので、ちょっと書いてみる。

この本には、様々なジャンルの音楽家について書かれている。ジャズでは、お気に入りのスタン・ゲッツの他に、シダー・ウォルトン、ウィントン・マルサリスが取り上げられている。

クラシックでは、シューベルト、ゼルキンとルービンシュタイン、フランシス・プーランク。

ポップスではお気に入りのビーチボーイズのブライアン・ウィルソン、そしてブルース・スプリングスティーン、ウディー・ガスリー、それに、日本のスガシカオ。

この中に日本のスガシカオが入っているのはとても意外だった。今まで、春樹さんが日本のポップスについて書いたものを読んだ記憶がなかったからだ。それで早速『CLOVER』というアルバムを買って聴いてみた。何というか、独特の声とメロディー、歌詞もちょっと変わっている。なるほど、こういうのが春樹さんの耳に残ったのかと納得。オカダとしてはそんなにいいと思う程でもないのだけど、何度も聴いているとじわりと歌が身体に沁みてきてクセになる、そんな感じだ。

ちなみに、このアルバムに入っている「Progress」という曲は、NHKTVの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組のテーマ曲として使われている。テーマ曲の方は、kokua という番組のオリジナルユニット(スガシカオも入っている)が演奏している。あの歌を聴けば、スガシカオの魅力の一端がわかると思う。

他のアーチストについても、後日書きたいと思っている。余談だけど、ウィントン・マルサリスのところで、「キース・ジャレットの音楽の胡散臭さよりは、ウィントン・マルサリスの音楽の退屈さの方を、ずっと好ましく思っている」と書いてあったのは、キースのファンとしては残念だった(笑)。

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