TVドラマ『瑠璃の島』第1話
昨年放送されたTVドラマ『瑠璃の島』を、ブタネコさんが絶賛されているのを読んで、DVDをレンタルして第1話を見た。放送時には、終盤の2、3回を見ただけだったので、今ひとつこのドラマの良さがわからずにいた。
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人口49人、子供の数1人。沖縄・八重山諸島の端っこにある鳩間島(はとまじま)が舞台になっている(ドラマでは鳩海島)。その島は、珊瑚礁に囲まれ、ハイビスカスが咲き乱れる美しい島だ。ドラマは、たった1人の小学生が転校することになり、小学校が廃校になってしまうというピンチに追い込まれるところから始まる。そして、このドラマも実話を基にしているそうだ。
島の住人、仲間勇造(緒形 拳)は、東京で藤沢瑠璃(成海 璃子)という少女に出会う。その瑠璃は、母親から育児放棄されて擁護施設で暮らしている。勇造は、瑠璃を里子にして島へ連れて行きたいと考え、母親藤沢尚(西田 尚美)を訪ねるが、直は、「行きたければ行けばいい」「子供に縛られたくない」と平然と言う。直は、売れない女優で、いつかメジャーになりたいと夢見ているような母親だ。
直の家を出て川べりで勇造と瑠璃が話す場面。直の言葉に、腹を立てている勇造に対し、物分りのいい態度をとる瑠璃を見て、瑠璃の気持ちを察して勇造が泣くシーンでは、こちらも思わずもらい泣きしてしまった。母親から育児放棄されるという現実に対して、必死でなんとか適応してきた瑠璃の姿。そして、瑠璃の心情を察して赤の他人のために涙まで流す勇造の姿。それらを見て感動せずにはいられなかった。まさしく二人の心と心が触れあった瞬間だったと思う。
この場面を見ただけでも、やっぱり素晴らしいドラマだったんだなあということがわかった。続きが楽しみで、これを書いている時点では第4話まで見た。
このドラマでも、母親の直は瑠璃に対し、「幸せになりたい」と語っている。映画『誰も知らない』でもそういう場面が出てきた。そして、秋田県藤里町の小1の男の子の死体を遺棄したと疑われている容疑者も、自分の娘に対しカップラーメンやインスタント食品しか与えず、家に男が来た際には外へ追い出していたそうだ。
彼女らは、自分の幸せが何より大事で、子どものことを邪魔に思っていたのだろう。我が子のために涙を流すことさえなかったのではないか。何ともやりきれない思いで一杯になる。だからこそ、赤の他人のために涙を流す勇造の姿がとても尊いものに思える。
じゃあなぜ彼女らがそうなったかと言うと、その親からも自分のために涙を流してもらえなかった、つまり大切にされてなかったからなのかもしれない。瑠璃の母親に関しては、第3話で「私は子供の頃、親に散々に殴られて育った」と語っていることから、そのことがわかる。親としての一番の見本は、やっぱり自分の親だろうから。
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Comments
今日は ブタネコです。
また、お騒がせして申し訳ありません。^^;
しかしながらオカダさんが「瑠璃の島」にハマりつつある事を知り、最後まで見終えた時に どんな感想を抱かれるのか とても楽しみです。^^
秋田の話に関しても、実は 私も同様の思いを抱いていたところであります。
Posted by: ブタネコ | 2006.06.06 at 07:31 PM
ブタネコさん、もう十分ハマっています。まだ「壊れる」ところまではいってませんが(笑)。
秋田の話、真相が知りたいですが、どうなるでしょうね。
Posted by: オカダ | 2006.06.06 at 07:38 PM