« September 2006 | Main | November 2006 »

2006.10.30

シーズンオフの海

Beach061028

天気がいいので、久しぶりに海へ出かけた。シーズンオフで誰もいない海。海面が日の光を受けてきらきら光っている。こんな海を、短い夏の間だけしか楽しまないなんてもったいない。

Noryoseki

シーズン中は有料の納涼席、勝手に寝ころんで、本を読んだり、昼寝をしたり。

Haikyo

海のそばの、台風で壊れたままの民宿。あの屋上で、女の子たちと夜通し騒いだこともあったのだけど、今は遠い記憶の彼方にある。

最近、「廃墟」がちょっとしたブームらしい。写真集が売れてるそうだ。役目を終え朽ちてゆく廃墟の甘美さが魅力なのだとか。

この民宿の姿を見ていると、とても寂しい気持ちになる。とても客観的に眺めることはできない。この町に、これ以上こんな建物が増えないように、なんとか頑張らないと。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

2006.10.26

『Lady,GO』

オンライン書店ビーケーワン:レディー,ゴー

桂望実『Lady,GO』幻冬舎を読んだ。桂望実さんは、『県庁の星』の著者。『県庁の星』は、映画化されたくらいだから当然なんだけど、とても面白かったので、期待して読んだ。

ストーリーはと言うと、自分のことを好きになれない派遣会社勤務23歳の主人公南玲奈が、同級生の姉で、No.1キャバクラ嬢の美香と偶然再会し、それがきっかけでキャバクラ嬢になり……、というもの。

前半の、玲奈の派遣社員をしながらの生活ぶりが、非常に興味深かった。時給1300円ももらえるとは、ちょっと驚き。でも、交通費込みで、労働時間も限られるとなると、確かに都会で一人で生活していくのは大変だろうなあ。

一方、キャバクラでは、最低の時給が3000円。No.1クラスになると6000円以上になるということで、オカダより全然上だ(^_^;)。それだけの給料がもらえるということは、客がそれだけ払ってるということだ。キャバクラ嬢と擬似恋愛したい男がいっぱいいるということだろうなあ。

キャバクラの舞台裏もよくわかって、かなり面白かった。前作もそうだったけど、桂望実さんの書く世界には、極端に悪い人は出てこない。恐らく桂さんがそういう世界観の持ち主なんだろう。そして、あることがきっかけでスイッチが入り、主人公が意識を変えて前向きに頑張るというのも前作と同じ。読み終えて、とても爽快な気分を味わうことができた。なんか、キャバクラに行きたくなってきたなあ(笑)。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

2006.10.20

亜米利加朝顔の種

Asagaotane01

ヤヤーさんが送ってくれた亜米利加朝顔の種が今日着いた。そんなにないように見えて、50個も入ってるとのこと。来年種を播くのが楽しみだ。それまで、なくさないように気をつけないと(笑)。

種と一緒に、ヤヤーさん直筆の手紙、オマケの「弁慶めしサブレ」、酒田市の観光パンフレットが入っていて、切手も珍しいカワイイものだったり、奈良美智さんのイラストのテープを使ってあったりと、とっても盛り沢山でうれしい贈り物だった。

種が届いて、当たり前なんだけど、ヤヤーさんって実在するんだ、と思った。ブログを通じてのやりとりだけだと、やっぱり存在を実感することができない。オカダも過去に何度か「オフ会」に参加したことがあるけど、同じようにオンラインで交流している人でも、実際に会ったことがある人とない人とでは、交流の深さが違ってくると感じた。「百聞は一見に如かず」って言うけど、それは対人関係においてもあてはまるように思う。

| | Comments (14) | TrackBack (0)

2006.10.17

TVドラマ『のだめカンタービレ』

オンライン書店ビーケーワン:のだめカンタービレ 16

TVドラマ『のだめカンタービレ』の第1話を見た。マンガの方は、みそがいさんおススメということで去年読んで案の定ハマってしまい、15巻まで買って読んだ。と思ったら、内田樹先生も一気に読んだそうだ。女子大生と日常的に接しているので流行の情報にも敏感なのだろう。

というわけでTV版。のだめ役は、オカダが『てるてる家族』以来注目している上野樹里、千秋役は玉木宏。TV版では、ほぼ忠実に原作の世界を表現していて、とても面白かった。上野樹里の「天然」ぶりもかなりいい感じだ。千秋役の玉木宏は、少し優雅さが足りないのではと思っていたのだけど、オンエアーを見ると、「オレ様」度を存分に発揮していてうまく演じていたと思う。

原作の魅力はと言うと、1番は何より「のだめ」こと野田恵のユニークなキャラだろう。かなりトボけたところがあり、掃除嫌いに見られるような大雑把な性格、でも一途に千秋を慕うピュアなところがあり、そういう中でももの凄いピアノの才能を秘めているという、アンバランスさに惹かれる。

そして、そんなのだめが「オレ様」こと千秋真一というこれまたユニークなキャラと、音大という、クラシック音楽家志望の学生たちが通う特別な世界で、ぶつかるところが面白いと思う。

WEBを見ると、第16巻が発売されていた。ついついオマケつきの限定版の方をクリックしてしまった(笑)。

オンライン書店ビーケーワン:のだめカンタービレ 16 限定版

こういう「初回限定」とか「部数限定」とかに弱いオカダは、15巻も限定版を買っていて、そのオマケがこれ。おなかを押すと「ぎゃぼ!」と鳴くのがとてもかわいくて、シアタールームに飾ってある。

Nodamemangus

| | Comments (6) | TrackBack (2)

2006.10.13

『浮雲』

DVDで映画『浮雲』を見た。内田樹先生の畏友、平川克美さんのブログで紹介されていて、見てみたいと思った。名匠と謳われた成瀬巳喜男監督作品で、成瀬作品を見るのはこれが初めて。

主人公のゆき子を演じる高峰秀子は確かに綺麗だった。相手役の富岡を演じた森雅之は、有島武郎の息子だそうで、ニヒルな2枚目役で、スーツ姿、コート姿がとてもサマになっていた。他に岡田茉莉子も出ていて、十代の頃の観月ありさに似てふっくらとしていて可憐だった。

実は夕べ、つい『だめんずうぉーかー』というTVドラマを15分ほど見たのだけど、この富岡って典型的な「だめんず」だろう。女性にだらしがないし、仕事に関しても口先ばかりで長続きしないし。でも、悔しいけど(笑)こういう男に惹かれる女性が多いのもわかるような気がする。

正直言って、この映画の魅力がもうひとつよくわからなかった。もっと年齢を重ねて、恋愛経験を積めばわかるようになるのだろうか。それでも、画面にぐいぐいと引き込まれはしたのだけど。

時代は昭和21年冬から数年間で、言葉遣いが今とはかなり違うのが興味をそそられた。「バカ」と言う、その言い方にしてもイントネーションが違う。昔は品があったなあ。

オカダが使っている三菱のプロジェクターLVP-HC3000は、モノクロ映画もなかなか鮮明に表現してくれるので、以前はあまりモノクロ映画を見ようという気にならなかったのだけど、見るのが楽しみになった。これからも「名作」と呼ばれているものを中心に見ていきたいと思っている。

| | Comments (155) | TrackBack (2)

2006.10.10

窓から月が射す夜は

6日は中秋の名月だった。今年は満月より1日早いとのこと。ビールと松山名物の坊っちゃん団子を用意し、お月見をした。

Moonglass

この画像は暗くてわかりにくいけど、ビールの入ったグラスに月を浮かべたもの。この後一気に飲み干した(笑)。

そしてBGMはこれ。

この季節になると、1曲目の『月が射す夜』を思い出す。

Eastmoon

そして翌日は満月。日が沈んでから東の空に浮かんだ月はとても大きく、眩しいほどに海を照らしていた。

| | Comments (25) | TrackBack (0)

2006.10.06

『おとなの小論文教室。』

オンライン書店ビーケーワン:おとなの小論文教室。

山田ズーニー 『おとなの小論文教室。』 河出書房新社を読んだ。ズーニーさんの著書を読むのは、『伝わる・揺さぶる!文章を書く』、『あなたの話はなぜ「通じない」のか』に続いてこれで3冊目。この本は、「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載中のコラムの中から26本選んで加筆修正したもの。

前書きには、「自分の頭で考え、自分の想いを自分の言葉で表現したいという人に、「考える」機会と勇気、小さな技術を提供する教室です」とある。タイトルに「小論文」とあるから、一般の人には関係ないかというと全然そんなことはなくて、「自分の思っていることを、言葉にして表現したい」、でもなんかもう一つうまくいってないと感じている、そんな人におすすめ。

ズーニーさんが書いていることは、とてもストレートで、熱い。そして、自分がたどってきた心の遍歴を率直に語っている。あくまで自分に正直に、かつ他者とそれこそ「魂のレベル」でつながりたいと欲している人のようだ。読み終えて、本当に心を揺さぶられた。

我が身を振り返ってみると、このブログを始めて約1年半。自分の思っていることがうまく表現できているか、そしてそれが他者にちゃんと伝わっているか、と考えると、とても心もとない。この本を参考にして、もっと「考える力」をつけたいなあ。

ちなみに山田ズーニーさんは、名前からハーフの人かと思ったらそうじゃなくて、カシミール地方で月を意味する言葉をペンネームにしたそうだ。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

2006.10.02

吹奏楽のコンサート

きのう、地元で開催された吹奏楽団のコンサートに行ってきた。

Sisui06

総勢70人と、大規模なメンバーで、アマチュアなのだけど、相当練習しているそうで、かなりレベルが高いと感じた。

演奏された曲も、クラシックからジャズ、演歌のメドレーと、とてもバラエティに富んでいた。

田舎に住んでいると、なかなか生演奏を聞く機会が少ないだけに、想像以上に素晴らしい演奏を聴くことができて、とてもよかった。しかも今回の公演は、吹奏楽団が交通費もプログラムも自腹を切って行ってくれたとのこと、何とも有り難い話だ。

アンコールの最後に、地元のテーマ曲が演奏され、聴いていて目頭が熱くなってしまった。やっぱり音楽はいいなあ。

秋は、エアコンなしで過ごせるので、じっくり音楽を聴くにはいい季節だ。夜、部屋の灯りを白熱灯のランプ1つだけにして、ワインを飲みながら、コンサートで演奏された「ムーンライトセレナーデ」の入っているこのCDを聴いた。この曲は秋にびったりだなあ。

| | Comments (7) | TrackBack (0)

« September 2006 | Main | November 2006 »