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2007.09.05

『鴨川ホルモー』

地方新聞に、今関西を舞台にした小説を書く関西育ちの若手作家たちが注目を浴びているという記事が出ていた。

その作家たちは、「読者を楽しませようというサービス精神や気どらなさといった”関西人らしさ”を発揮し、それぞれの土地の雰囲気を生かして自在に想像を羽ばたかせている」という。その筆頭に、森見登美彦さんが取り上げられていた。先日感想を書いた 『夜は短し、歩けよ乙女』は大ヒットとなっているらしい。

続いて、万城目学さんが取り上げられていて、週末図書館に行ったら『鴨川ホルモー』 産業編集センター が新刊コーナーにあったので、早速借りて読んだ。

こちらも主人公は大学生で、舞台は京都。主人公が京大青竜会という得体のしれないサークルに勧誘されるところから話が始まるのだけど、それからなんとも不思議な物語が展開する。これが千年の都、京都ならでは、そういうことがあってもおかしくないと思えるところがこの小説の肝だろう。「ホルモン」じゃなくて「ホルモー」とはいったいなんなのか、それは読んでのお楽しみということで(笑)。

また、葵祭や祇園祭、三条木屋町四条烏丸交差点、と京都の風物や土地を背景に、恋あり友情あり、と非常に滑稽かつ爽やかで、あっという間に読み終わってしまった。

9月に入ったというのにまだまだ暑く、どこか涼しくてこの本を読むのにふさわしい場所は、と考えた末に向かったのは近所の神社。樹齢百年を超える木々が鬱蒼と繁った神社の境内は、太陽が激しく照りつけることもなく、さすがに涼しかった。

Jinja09051

お誂え向きに木のベンチまで置いてあったので、腰を下ろして続きを読み始めたのだけど、程なく吸血"鬼"の群れに襲われてしまい、やむなく退散。その後は例によって庭で読書。のんびりした休日を過ごすことができた。

冒頭の新聞記事には、もう1人作家が紹介されていた。こちらも近々読んでみたい。

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Comments

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Posted by: linux configuration gurbani how to make files pdf | 2014.09.06 at 04:54 PM

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