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2007.09.07

『私家版ユダヤ文化論』

関東地方では、台風上陸で大変だったようだ。被害を受けた方々に心よりお見舞申し上げます。
一方、こちらでは連日の猛暑。残暑はまだまだ続きそうだ。そろそろ一雨欲しいところだけど、こちらもしばらく期待できそうになさそうだ。

そんな中、内田樹先生が『私家版ユダヤ文化論』で小林秀雄賞を受賞されたという嬉しいニュースが届いた。

ちなみに、小林秀雄賞とは、財団法人新潮文芸振興会主催。わが国近代批評の創始者、小林秀雄氏の生誕100年(2002年)を記念し、新潮学芸賞から継承。本語表現豊かな評論・エッセイを対象とし、小説・詩・ノンフィクションは対象外とするものだそうだ。

過去の受賞者は、

'07年度8月
第6回 内田樹 『私家版・ユダヤ文化論』 788円 文藝春秋
'06年度8月
第5回 荒川洋治 『文芸時評という感想』 3,360円 四月社
'05年度8月
第4回 茂木健一郎 『脳と仮想』 1,575円 新潮社
'04年度8月
第3回 佐野洋子 『神も仏もありませぬ』 1,365円 筑摩書房
中沢新一 『対称性人類学』 1,785円 講談社
'03年度
第2回 吉本隆明 『夏目漱石を読む』 1,890円 筑摩書房
岩井克人 『会社はこれからどうなるのか』 1,680円 平凡社
'02年度
第1回 橋本治 『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』 単行本 1,890円
文庫本 660円 新潮社
斎藤美奈子 『文章読本さん江』 1,785円 筑摩書房

となっていて、なかなか錚錚たるメンバーだ。

小林秀雄といえば、確か高校の国語の教科書にも出ていた。『様々なる意匠』だったかな。小林秀雄の文章をそれほど読んだ訳じゃないのだけど、内田先生の文章の曲球っぽいところなどは似ているかもしれない。

オカダはこの本を当然読んだのだけど、もうひとつ腑に落ちなくて、このブログにも感想を書いていないままだ。

本書では、「ユダヤ人とは誰のことか?」 という根源的な問いに対して様々な考察を行っているのだけど、複雑な話を複雑なままに提示してあるようで、よくわからなかったのが正直なところだ。今までユダヤ人やユダヤ文化についてほとんど知らなかったのだけど、その点では勉強になった。いつかもう一度読んでみたい。

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Comments

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