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2007.11.29

クリスマスプレゼント

今年も、誰からもクリスマスプレゼントを貰えそうにない(逆にいうと誰にもあげる予定がない)ので、少し早いけど、自分で自分にプレゼントをすることにした。って、去年もそうだったけど。

で、今年はこれ。ちょっと思い切りました。

これはパナソニックの DMR-BW900 というブルーレイディスクレコーダーなんだけど、1TB!のハードディスクを内蔵しているので、BSハイビジョンの番組を90時間録画できる。映画にして約45本分。オカダにとっては、これで半年分録り溜めしておけることになる。

さらに、ハイビジョン番組をそのままブルーレイディスクにも録画できる。ブルーレイディスクのメディアは1枚1,000円くらいとまだ高いので、これはという番組だけを録画して保存することになるだろうけど。今まで使っていたレコーダーは、ハードディスクが500GBしかなかったので、すぐ一杯になってしまい、まだ見てない番組を泣く泣く消しては録る、の繰り返しだったけど、これでどうにか開放されそう。

また、BSチューナーを2機内蔵しているので、同時に2番組録画できるのが便利だ。この12月から、BSデジタルのチャンネルが「BSイレブン」と「トゥエルビ」と2つ増えるので、活用する機会も増えるかも。

というわけで、年末年始はがんがん録画して映画を見よう。と言ってたらすぐハードディスクが一杯になるかもしれないけど。

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2007.11.27

『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』

映画鑑賞強化月間の今日この頃、太田直子 『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』 光文社新書 という本が目に留まったので読んでみた。

著者の太田さんは映画字幕翻訳者で、この道20年のベテラン。この本では、字幕の作り方や字幕屋の苦労といった話から、変な?映画配給会社のこと、そして最近巷に溢れる変な日本語の話まで、とてもユーモラスに、ところどころ辛口、ときには本音も漏らしながら、書いてあって、非常に興味深かった。読みやすくて面白いので、集中してすっと読むことができた。

字幕とは即ち要約翻訳文のことで、だいたい「セリフ一秒=4文字」で割り振っているという。大抵は1作品を1週間、場合によっては3~4日で仕上げるという。基本的にフリーランスで、なかなかハードな仕事のようだ。まさに映画の「雪かき仕事」といったところだろう。

オカダも映画は字幕派だ。俳優本人の声を聞きたいし、この本にも書いてあるように、吹き替えには多少の「クサさ」を感じてしまう。でも情報量としては吹き替えの方が多いのだ。1番いいのは字幕なしで聞き取りできることだろうけど、ものぐさなオカダとしては、イマイチ勉強する気が起きないのだよなあ。

洋画好きの人には激しくお勧め。タイトルは、確かに内容をよく表しているんだけど、ちょっとどうかと思った。

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2007.11.22

『バカにならない読書術』

養老 孟司/池田 清彦/吉岡 忍 著『バカにならない読書術』朝日新書を読んだ。

中味は二部構成になっていて、第一部は、養老さんが脳のはたらきという観点から読書や書物について話している。  第二部は、『アエラ』で月に一回で連載されていた「虫の目 鳥の目 魚の目」という、養老さんと生物学者の池田清彦先生とジャーナリストの吉岡忍さんの鼎談が収録されている。

養老さん曰く、日本語は漫画言語である、と。

また、本とは精神科の患者さんである、と。
養老さんは、そこで落ちているものは何かを見ることが読む楽しみの一つだという。そういえば、内田樹先生も同じことを書いていたなあ。

そして、村上春樹の人気のヒミツについても少し触れていて、興味深かった。

さらに、内田先生がサバン症候群になったという話もでてきた。内田先生の書いたものは、読んでいてかなり引っかかって面白いそうだ。

その他、読み聞かせの効用の話など、話が多岐に渡っていて、なかなか面白かった。

第二部の鼎談は、その月毎にテーマを定めて、3人がそれぞれお勧めの3冊を挙げているのだけど、「価値観を変える本」、「居酒屋で哲学を」から、太宰と安吾、ミステリー、マンガ、唸る写真集まで、様々なジャンルの本を挙げてざっくばらんに語り合っていて、かなり濃い内容で興味深く読めた。

表紙の裏に「博覧強記の三粋人」と書いてあったとおり、三人とものそのスゴい読書量に圧倒されてしまった。自らを振り返ってみると、そのときそのときで何となく流されるように本を読んできたことについてちょっと後悔の気持ちを感じた。これからは、もう少し厳選した「多読」を心がけるようにしたい。

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2007.11.20

『ダイ・ハード4.0』

AMAZONで、DVD在庫一掃年末大バーゲンをやっているというので見にいったら、ブレーレイディスクのラインナップもあったけど、これといって欲しいタイトルがなかった。プレイステーション3を買ったものの、持ってるブレーレイディスクは『007 カジノ・ロワイヤル』1枚だけというさびしい状況だったので、何かないかと思って見ていたら、『ダイ・ハード4.0』が発売されたばっかりで、しかも26%オフだったので早速注文した。

最初の『ダイ・ハード』は、レーザーディスクを買って見た。内容といい、音質といい、文句のつけようのない傑作だった。日本で公開されたのが1989年2月だというから、オカダが見たのは90年くらいだろうか。『トップガン』と並んで、AV(オーディオ&ビデオ)の趣味にはまるきっかけとなった作品。その『ダイ・ハード』シリーズの最新作。非常に期待しながら見てみると……。

評判どおり、素晴らしい出来映えだった。息をもつかせぬアクションシーンの連続。映画館で見る映画に迫るであろう高画質、大迫力の音響。129分があっという間だった。まさにハリウッドが誇る娯楽超大作という感じだ。

それでもまあ、ちょっとやり過ぎというか、リアリティの無さが随所に見られたのと、1で見られた「人間ドラマ」の要素が薄かった点など、内容的には1に及ばないかなあという印象。

DVDには入っている特典映像が、このブレーレイディスク版には入ってないというのが少々残念ではあるけど、何もかも忘れて映画に没頭するには最高の1枚。

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2007.11.15

『佐藤可士和の超整理術』

オカダは結構ハウツー本やビジネス書を読むのが好きだけど、中でもモノや情報の整理法、それに時間の整理法、つまり時間の使い方に関する本は数多く読んできた。それはつまり、どれもうまくできていないということでもあるんだけど。

そんな折り、佐藤可士和 『佐藤可士和の超整理術』 日本経済新聞出版社 という本がベストセラーになっていて、面白そうだったので読んでみた。

佐藤可士和さんは、アートディレクターとしてその業界では有名な人のようだ。そういえば、今発売中の年賀葉書も佐藤さんのデザインだ。以前NHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』でも紹介されていて、その余りに美しいオフィスに驚嘆したことがあった。そんな、いわゆるクリエイターが、泥臭いイメージの「整理術」について書くというそのギャップはちょっと新鮮だった。

著者によると、整理には
1,空間の整理術
2,情報の整理術
3,思考の整理術
と3つのレベルがあり、だんだん難しくなるという。

1の空間の整理術については、割とオーソドックスな考え方が述べられているのだけれど、2と3については、著者ならではの創造的な内容だった。それだけに、あまりクリエイティブじゃない(笑)オカダが読んでもすぐに役立つかというとそうでもないようだ。それでも、思考についてのいくばくかのヒントにはなったと思う。

著者曰く、「捨てる」とは、自分のなかの”不安との闘い”である、と。なぜなら、モノがたくさんあると人は安心するから。

そして、 「捨てる」のは、本当に大事なものを決めるためであり、それは、大事なモノを、より大切に扱うためでもあると。

非常に本質を突いていると思う。著者は、小さい頃から整理が好きだったそうだ。整理した後の、なんともいえないスッキリ感がたまらなかったそうだ。この本を読んで、オカダも頑張って整理をしよう、という気になった。ただし、明日から。

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2007.11.13

冬が来る前に

このところ、ガ-デニング熱はだいぶ落ち着いてきた。といっても、毎朝出勤前の15分~30分の手入れはまだ続けている。だいぶ寒くなってきたので、この先はわからないけど、今や生活の一部としてすっかり定着してきた感じだ。

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先週はパンジーを買ってきて植えた。秋から春にかけて、本当に長い間楽しませてくれて、ほとんど手間もかからないし、非常に初心者向けのいい花だと思う。

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そしてこの週末、初めて球根を植えてみた。人間同様、寒い冬をしっかり耐えてほしい。春になってチューリップとクロッカス咲いたら、華やぐだろうなあ。今から楽しみだ。

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2007.11.09

『走ることについて語るときに僕の語ること』

村上春樹 『走ることについて語るときに僕の語ること』 文藝春秋 をやっと読み終えた。今回ohmasaさんのブログで知るまで全くノーマークだった。なんでかメールも来てなかったし。
>ohmasaさん、ありがとうございました。

この本は、タイトルのとおり村上春樹にとって走ることはどのようなことであったのか、それについて思いを巡らせたり、自問自答したりしたことについて書かれたもの。

そして、「走ること」と同じくらい「小説を書くこと」、さらには自分自身についても率直に書かれていて、今まで『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 』や『『「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 』でも多少語られたていたけど、ここまで深く書いてあるものはなかった(ハズ)で、その点で非常に驚き、またうれしくもあった。

村上春樹は言う。

 小説を書くことは、フルマラソンを走るのに似ている。基本的なことを言えば、創作者にとって、そのモチベーションは自らの中に静かに確実に存在するものであって、外部にかたちや基準を求めるべきではない。
 走ることは僕にとっては有益なエクササイズであると同時に、有効なメタファーでもあった。

村上春樹さんは、感動的なまでにストイックで、意志の強い人だと思う。そういうタフさを、20代を通してジャズ喫茶で働いていた時代に身につけたようだ。そして、何事にも真摯に向き合いながらも、「やれやれ」という言葉に象徴されるように、一歩退いた地点から物事を見ることのできる余裕が、一種ユーモアを感じさせるところなんじゃないかと思う。ストイックさとユーモア、今の自分には欠けているだけに、とても勉強になった。

この本は、非常に読み応えがあった。座右の書にするつもり。走ることに興味のない村上春樹ファンにも絶対お勧めできる本だと思う。

これを読んで走ることを始める人が多く出そうだ。現にネット上の友人は走り始めたそうだ。オカダはというと、いきなり走り始めるのは難しいので、まず歩くことから始めようかな(^_^;)。

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2007.11.08

青いエアメール

以前紹介したオーストラリアの青年から、手紙が届いた。メルアドも教えてはいたのだけど。やっぱり手紙の方が心が籠もっているような気がする。自筆だとなおさらだ。辞書を引きながらなんとか読んだ。

Stampcard11082

切手は、いかにもオーストラリアらしいコアラの図案のものが貼ってあった。

さてさて、当然返信を送らないといけない。英作文なんて学校卒業してから全くやってないし。それでも和英辞書を引きながらなんとか書いてみた。こちらは手書きだと訂正がきかないから一太郎で作成。初めてスペルチェック機能を使ってみたのだけど、確かに便利だなあ。

文法とか全然自信なくて、できれば誰かに添削してもらいたかったのだけど、身近にそういう知り合いがいないので断念。

Airmail

そして郵便局へ出しに行った。定型航空郵便で110円と、思ったより安かった。今気がついたけど(^_^;)、窓口の人は封筒に金額を書いたシールを貼っていた。こちらも切手にしてもらえばよかったなあ。残念ながらそのときは思いつかなかった。次からはそうしよう。

オカダにとっては初めて海外へ出した手紙。飛行機に乗って、太平洋を縦断するのかと思うと、ちょっと不思議な感じがする。一週間程度で届くらしいけど、無事届くといいなあ。

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2007.11.06

『パフューム』

きのうは一日雨が降って肌寒かった。雨降りだから映画でも見よう、ということで、映画鑑賞強化月間でもあるし(笑)、『パフューム』という映画を見た。

この映画は、予告編を映画館で見て興味を惹かれたのと、内田樹先生も おとぼけ映画評 で、「『パフューム』は「これまで誰も映画ではやったことがないこと」を実現しました」、と書いていて、凄く気になっていた。

映画の舞台は18世紀のパリ。数十キロ先の匂いをも嗅ぎ分けられる、図抜けた嗅覚を持つ孤児グルヌイユは、パリきっての人気調香師となり、彼の香水が街を沸かせる。しかし、彼は“究極の香水 ”を作るという野望を抱くようになり、やがて……、というストーリー。

グルヌイユは、数十キロ先の匂いをも嗅ぎ分けられ、気に入った匂いのする女性が目に見えないところへ行ってしまっても、警察犬並みいやそれ以上に匂いで追跡することが可能だ。そして、香水の調合も、嗅いだだけですぐわかってしまう。この主人公のすごさに、オカダもついつい主人公に同化してしまい、ある種のカタルシスを感じて、映画にぐいぐい引き込まれてしまった。

しかし、主人公は“究極の香水 ”を作るという野望を抱いて、暴走し始めてしまい、見てるこちらもハラハラドキドキしてしまった。

そして究極のクライマックス。このシーンはマスメディア等で話題になっていたので、既に知ってしまっていたのが残念だったけど、それにしてもやっぱり凄いシーンだった。

久しぶりに充実した映画体験だった。結末がちょっと唐突というか淡泊な感じはしたものの、非常に見応えのある映画だった。危惧していたグロいシーンも、初めの方に少しあるだけだったのでよかった。

原作の小説『香水』でどのように表現されているのか、是非とも読んでみないといけないあ。

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2007.11.02

本と映画、『大停電の夜に』

もう11月。今年も残り2ヶ月、あっとiいう間に終わってしまいそうだ。今年の目標は、本を120冊読み、映画を100本見ることだった。本の方は既にクリアしているのだけど、映画の方は、今から余程頑張らないとクリアできそうにないなあ。

何となく、金曜と土曜の夜に映画を見るパターンになっているのだけど、その時間に予定が入ったり、土曜の昼間に出かけて疲労困憊したりすると見ずに終わってしまうことも多いし。

ヒマなときに、読書と映画鑑賞のどちらを選ぶかというと、オカダは圧倒的に読書の方を選ぶことが多い。どちらからより満足感が得られるかというと、読書の方だ。自分はやっぱり活字派ということだなあ。

というわけで今回見たのはこの映画。wowwowで去年放送されたのを録画してあったのを、ようやく見た(笑)。

大規模な停電が起こったクリスマスイブの東京を舞台に、12人の男女に起こる出来事を描いたもの。なかなか心が暖まるストーリーだった。

主役を演じた豊川悦司が、ジャズバーのマスターという設定だけで、オカダとしては御機嫌。そのバーの名前は「フーリッシュ・ハート」。ビル・エヴァンスの名盤『ワルツ・フォー・デビイ』に収録されている曲『マイ・フーリッシュ・ハート』に因んでつけられたもので、映画の中でも、その曲が重要なモチーフとして扱われていた。

音楽を担当したのはサックス奏者にしてジャズ評論家の菊地成孔。いい音楽をふんだんに聴かせてくれた。
それにしても、原田知世はいつまで経っても綺麗だなあ。

この映画、クリスマスが近づいた頃に見るのにピッタリだろう。一人で寂しく見ても大丈夫(笑)。

映画を見終わった後、このCDを久しぶりに聴いた。ビル・エヴァンスの弾くピアノの音が、秋の夜更け、オカダの心に染み渡った。

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