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2007.12.28

ゆく年くる年

一応今日は仕事納め。職場の大掃除をしようと思っていたのに生憎の雨。結局あれこれと雑用をしただけで終わってしまった。

年賀状はなんとか昨日投函。11月から取り掛かった割にはこの有り様だけど、例年よりは早い方(笑)。

ところが、間違えて喪中の人にも出してしまったことに気づいて今日郵便局へ行ったら、取り戻すには手数料が550円もかかると言われて即断念。その郵便局で保管しているのだからそんなに手間はかからないだろうけど、そういう客が多く来ると煩わしいのでそんな料金設定にしているのだろうか。

ブログの更新をできるのも今年は多分これが最後になるだろう。

みなさま、よいお年をお迎えくださいm(__)m。
来年もよろしくお願いいたします。

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2007.12.21

『ハリウッド・リライティング・バイブル』

まだまだ続く映画鑑賞強化月間。オカダは、映画の出来は脚本の良し悪しに依るところが一番大きいと思う。それで、ちょっと脚本について勉強したくなって、Amazonで評価の高いリンダ・シガー 『ハリウッド・リライティング・バイブル』 フィルムアンドメディア研究所 という本を読んでみた。

この本には、アイデアをいかにまとめてストーリーを構成するか、そして立体的で深みのあるキャラクターをどのようにして作るかについて、実例を元にしながら詳しく説明してあって、非常に参考になった。

著者の考えでは、映画は3幕構成にするのがよいという。そして、第1幕から第2幕へ、第2幕から第3幕へと転換するターニングポイントが重要だと。

最近見た映画『M:i-3 ミッション:インポッシブル3 』では、第2幕から第3幕へのターニングポイントを映画の冒頭に持ってきていた。斬新な構成のつもりだったのだろうけど、それによってそのターニングポイントまでのストーリーが全部ネタバレ状態に陥ってしまったわけで、本来ならドキドキハラハラする途中のシーンも全く楽しむことができなかった。この本に書いてあるように、やはりある程度基本は押さえておく方がいいと思った。

ちょっと値の張る本ではあるけど、価格以上にためになった。もし脚本を書く機会があったら参照することにしよう。そんな機会は来ないとは思うけど。

この本で取り上げられていた映画『刑事ジョン・ブック/目撃者』や『アフリカの女王』も参考にするために見てみよう。

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2007.12.18

アナログ回帰

ネットでオーディオマニアの人のブログを見ると、いまだにアナログレコードを聴いている人が結構多い。CDよりレコードの方が断然音がいいという人も少なくない。

それで、オカダも久しぶりにレコードをかけてみた。一応レコードプレーヤーも使える状態で置いているし、レコードもすぐ取り出せるように棚に収納してはいるのだけど、ほとんど聴くこともなかった。

レコードをかけてみたら、最初うまくいかなかった。で、トーンアームを調整してみたら、なんとか聴けるようになった。

Record1218

かけたのは、高中正義の『AN INSATIABLE HIGH』というアルバム。この中の「SEXY DANCE」という曲は、テレビ番組のBGMとしてよく使われていた。高中さんが『虹伝説』で大ブレイクする前のもので、リー・リトナーやハービー・メイスンがバックに参加している。オカダにとっては、ボーカルがない音楽というのが新鮮で、これ以降徐々にジャズを聴くようになっていったのだった。

聴いてみて、とても懐かしかった。アナログレコードにつきもののプチッやザーというノイズが盛大にあって、クリアーな音とは言えないものの、アナログらしい、いい音がした。レコードは取り扱いや手入れが面倒だけど、大きいジャケットは魅力的だ。

そういえば、村上春樹も熱烈なレコード派だったなあ。オカダも、ジャズのレコードを収集して、いつか真空管アンプで聴いてみたいものだなあ。

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2007.12.13

『昇る夕日でまちづくり』

若松進一『昇る夕日でまちづくり―日本一を目指した夕焼け課長の奮戦記 』アトラス出版 を読んだ。

著者の若松進一さんは、松山市の南に位置するある伊予郡双海町(現在は合併して伊予市双海町)で、町の職員として「しずむ夕日が立ちどまる町」というキャッチフレーズで独自の視点から町おこしを行ってきた人で、JR下灘駅のプラットフォームで「夕焼けコンサート」を企画、実施したり、「ふたみシーサイド公園」や「潮風ふれあい公園」のオープン、運営に関わったりして、過疎と地盤沈下に悩む漁村を、年間55万人もがやってくる観光の町にした立役者。

以前から「夕焼け課長」若松さんの御名前は知っていたのだけど、本を出していることを最近知ったので早速読んでみた。

若松さんは、父親の跡を継いで漁師になったのだけど、身体を壊して療養中に誘われて役場職員となり、公民館主事として精力的に働いてるうちに自分の町の夕日の魅力に気づき、それから夕日で町づくりをしようと動き出した。そして「夕焼けコンサート」を開催することを思いつき、それから部下のいない地域振興課の課長として、町づくりのために八面六臂の大活躍をする。この本には、その様子が達者な文章で生き生きと書かれている。

若松のすごいところは、なんといってもその発想力だろう。全国どこにでもある夕日を使って町を売り出そうなんて、誰も思いつかなかっただろう。

また、夕日が有名な全国の町を回って、どこも夕日を売り物にしていないことを確かめてから実行に移すという、緻密さも備えている。

さらに、予算がないため無給で、毎朝3時間、シーサイド公園の海岸を掃除したり、週2回「夕日のミュージアム」内の水槽の掃除をしたりしていて、アイディアを出すだけでなく自ら行動しているところが素晴らしい。そうやって自ら率先して動いているからこそ、新しいことをやろうとしても、初めは反対されても最後には回りの賛同を得られるのだろう。お役所という保守的な組織の中で、よくこれだけのことがやれたものだと感心する。

今現在は役場を定年退職されて、全国を講演して回ったり、大学で非常勤講師として教えたりと、やはり多忙な毎日を送っておられるようだ。

若松さんのブログ http://ameblo.jp/shin-1/

読んで、「まちづくり」という点でとても参考になり、刺激になった。我が身を振り返って、さて何ができるのか、ぼちぼち考えていくとしよう。

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2007.12.12

『ブラッド・ダイヤモンド』

『ブラッド・ダイヤモンド』という映画のDVDを見た。舞台はアフリカ西岸のシエラレオネという国。物語は、レオナルド・ディカプリオ扮するダイヤの密輸商人ダニーと、漁師のソロモンを軸にダイヤを巡って展開していく。

反政府武装勢力が村を襲ったり、都市に攻め込んだりする場面では、悲惨な戦いが描かれていて、非常に衝撃的だった。家を失い、命からがら難民キャンプに逃げ込む大勢の人々。平和でない状態の恐ろしさをまざまざと実感した。

アフリカでは、ダイヤが不法に採掘され、武器輸入などの資金源となっている実態があるという。そんな背景を元にこの映画は作られたそうだ。

そういう重いテーマを扱いながら、よくできたアクション大作のように、手に汗握りながらぐいぐい引き込まれる展開になっていて、非常に見応えのある内容だった。

随所に映るアフリカの雄大な自然。そして迫力満点の音響効果も、とてもよかった。監督のエドワード・ズウィックは、『ラスト サムライ』を撮った人だそうだ。

映画では、女性の戦場ジャーナリスト、マディーが登場して作品に華を添えたのだけど、演じたのはジェニファー・コネリーだったのを、エンドクレジットを見るまで気づかなかった。すっかり成熟した女性になったなあ。

しかし、『ホテル・ルワンダ』もそうだったけど、ただの娯楽として消費して、見終わったらおしまい、というのではなくて、こういうアフリカの現実があるということを知ったこと、そのことをこれから何かの形で生かせることができたらいいなあと思う。

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2007.12.07

師走

いよいよ12月。慌ただしい時期ではあるけど、こういうときだからこそ花でも眺めて心に潤いをもとう、ということで、クリスマスも近いことだし、シクラメンの鉢植えを買ってきた。赤い色がいかにもクリスマスらしい。

Sikuramen12072

去年のシクラメンは、休眠させたまま9月に植え替えするのを忘れてしまっていた。もう来年は無理だろうなあ。

Syakoba12071

シャコバサボテンの花が咲き始めた。この花が咲くと、12月になったという実感が湧くいてくる。

寒い夜は、毛布にくるまって音楽を聴いている。最近のお気に入りは、ダイアナ・クラールの『ザ・ルック・オブ・ラヴ 』。ジャケットに惹かれて買ってみた。ややハスキーな声で歌い上げるバラード&ボサノヴァが、冬の夜の室内に響き渡って心地よいアルバムだった。中でも『ベサメ・ムーチョ』は、とても哀愁を帯びた曲に仕上がっていて、スコッチ・ウィスキーの澄み切った香りとともに心に染みいった。

また、アルバムタイトルの『ザ・ルック・オブ・ラヴ』も、アンニュイな感じが漂ういい曲だった。どこかで聴いたことのあるメロディーだと思ったら、バート・バカラックが作った、邦題『愛の面影』という曲で、1967年の007シリーズのパロディー映画『007/カジノ・ロワイヤル』の挿入歌として書かれたそうだ。

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2007.12.04

『今夜も落語で眠りたい』

NHKの朝のドラマ、『ちりとてちん』がすごく面白い。げらげら笑えて、ときにはうるっとさせられて、見飽きることがない。ヒロインは落語家を目指しているのだけど、今までのヒロインとは違って、何をやっても不器用で中途半端なところに親しみを感じる。

登場人物もみんな個性的で面白いのだけど、ヒロインの母親役を演じる和久井映見のオトボケぶりにはびっくり。女優として一回りも二回りも成長したなあ。

そんな折り、中野翠 『今夜も落語で眠りたい』 文春新書 という本が目に留まったので読んでみた。

著者の中野翠さんは、コラムニスト。この20年間、毎晩寝る前に落語のカセットやCDを聴いているという。この本は、そんな著者が、愛する落語についてあれこれ語ったエッセイ集。

オカダは落語についてほとんど何も知らないのだけど、なかなか面白かった。落語という豊かな伝統文化の一端を窺い知ることができた。

この本に、桂文楽の『酢豆腐』という落語について書かれているけど、これを関西では『ちりとてちん』と呼ぶらしい。

そういえば、内田樹先生も結構落語がお好きだったなあ。オカダも、歳をとって本を読むのがつらくなったら、落語を聴いて過ごすとしよう。

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