『村上ソングズ』
村上春樹、和田誠 『村上ソングズ』 中央公論新社 を読み終わった。この本は、春樹さんが自らの厖大なレコード・コレクションの中からジャズ、スタンダード、ロックの名曲29曲を選び、オリジナルの歌詞と、自分で訳した歌詞、それにエッセイとで紹介したもの。それに、和田誠さんの絵が加えられている。うち2曲は和田さんが選び、文章を書いている。
ある人から芋焼酎をもらった。焼酎は今までチューハイくらいしか飲んだことがなかったのだけど、寒いのでお湯割りにして飲んでみた。ちょっときついので、柚を絞って入れてみたら、ちょうどいい感じになった。それを飲みつつ、ゆっくりと読んだ。文章のテイストといい、イラストといい、そういうシチュエーションにぴったりの本だった。
知っている曲より知らない曲の方が多くて、曲を想像しながら読み進めた。中には、小説のタイトルにもなった『中国行きのスロウ・ボート』も取り上げられていて、春樹さんの、この曲に対する思い入れがいかに強いかがわかった。
読んで、取り上げられている曲のうちのいくつかを聴いてみたくなった。まずは、春樹さんのテーマ曲とも言うべきアニタ・オデイの『孤独は井戸』かな。


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