« February 2008 | Main | April 2008 »

2008.03.26

『寝ても覚めても本の虫』

だいぶ暖かくなってきて、昼間は暖房がいらなくなってきた。
こちらでは、桜が咲くのはもう少し先になりそうだ。

Crokasu03261 

クロッカスも満開。

Guradiorasu03262

他に場所がなくてやや日陰に植えたヒヤシンスも、咲き始めた。

そんなおり、児玉清『寝ても覚めても本の虫』新潮文庫 を読んだ。児玉さんはつい先日終わったドラマ『鹿男あおによし』にも出演していたけど、昭和9年生まれなのだ。ずいぶん若く見えるなあ。

そんな児玉さんが本好きなのは、NHK-BS2の『週刊ブックレビュー』の司会をしていたときから知っていたけど、その著書を初めて読んだ。

「どうして本が好きになったか」という文章から始まって、児玉さんの本に対する思いが伝わってきてとても心を打たれた。

本の中でも、アメリカやイギリスのエンターテインメント小説がお好きということで、好きが高じて原書でも読むようになったほど。そのうちの何冊かはとても面白そうなので読んでみたくなった。もちろん翻訳をだけど。

オカダは結構こういった、本に関する本が好きだ。本好きの人が書く本には、共感できることが多い。読むと満ち足りた、穏やかな気持ちになれる。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2008.03.19

『きみに読む物語』

最近、毎晩のように映画を見ている。内田樹先生が『007シリーズ全巻踏破の旅』の2回目を実施されているというエントリーを読んで、先生はどんなに忙しくてもほとんど毎晩欠かさず映画を見ていることを思い出した。それで、オカダも集中して映画を見てみようと考えたわけだ。

というのはただの言い訳で、実際のところはハードディスクレコーダーが一杯になってしまったから。90時間分もあっという間だったなあ。

で、夕べ見たのが『きみに読む物語』。去年の暮れにBS-hiで放送されたのを録画していたもの。

とにかく映像が美しかった。初めの方の夜の遊園地のシーン、その少し後の月夜のシーン、そして終わりの方で出てくる風景と、まさに素晴らしい映像のオンパレードだった。こんな綺麗な映像を家で見られるのだから、本当にいい時代になったものだ。

ストーリーの方は、ひとことで言うと労働者階級の男と上流階級の女性の身分違いの恋の物語。それが過去と現在とを行きつ戻りつ展開するのがこの作品のユニークな、現代風なところだけど、それほど目新しさは感じなかった。

それでも、映像の美しさを堪能するだけでも見る価値は十分ある作品だと思う。

そういえば、内田先生もレビューを書いてらした。さすが、深いところを突いているなあ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.03.12

『裁判長!これで執行猶予は甘くないすか』

『それでもボクはやってない』を見た余韻を残して、北尾トロ 『裁判長!これで執行猶予は甘くないすか』 文藝春秋 を読んだ。

筆者は、オンライン古書店『杉並北尾堂』を経営するかたわらライターの仕事をやっている人。そして、今や知る人ぞ知る立派な?裁判傍聴マニア。この本は、裁判傍聴について書いた2冊目の本。筆者は、裁判に関わる人たちのどうしようもない人間臭さに惹かれて、裁判所通いが止められないそうだ。

この本には、様々な人たちが登場する。被告、裁判官、検事、弁護士、被告の家族、被害者の親族、傍聴人等々。特に、とても個性的な被告たち、そしてその弁解には、思わず声を上げて笑ってしまうことが何度もあった。

筆者はメディアが取り上げない小さな事件でも、後々まで心に残るものがたくさんあるという。そのポイントは、自分が被告ならどうしたか、ということだそうだ。自分だって、いつなんどき被告人席に座ることになるかわからないことを思い知るから。

そして、本書では様々な裁判の様子が描かれているのだけど、特に興味深かったのが、痴漢の裁判で、傍聴している周防正行監督を見たという話。筆者は、映画の取材のためだろうかと想像している。その後、監督にインタビューする機会があるのだけど、そのときの話も面白かった。そういえば、映画でも興味本位の裁判傍聴マニアが出てきたなあ。監督がいかに入念に映画を準備したかは、この本でも窺い知ることができた。

著者が何度も「リアルだよなあ」とつぶやくように、裁判では非常にリアルな人間ドラマが展開されていて、著者がはまってしまうのもわかるような気がする。この本にはまさにリアルな人間の姿が描かれていて、とても面白かった。

1作目はこちら。

| | Comments (26) | TrackBack (0)

2008.03.06

とうとう、きた!

啓蟄も過ぎたというのに今朝も寒かった。車のガラスも凍っていて、御近所の畑にも霜が降りていた。菜の花も寒そうだった。桜の開花予想も今年は遅いそうだし、本格的な春の訪れはもう少し先のようだなあ。

Nanohana03061

先週末、散歩から帰ってくるとクシャミが続いて、それから鼻水が止まらない状態に。
とうとう、花粉症の症状が始まってしまったみたいだ。それでも、去年に比べたら1ヵ月も遅かったわけで、そのぶん助かったのだけど。

オカダは病院が死ぬほど嫌いで、病院へ行かなきゃいけないと思っただけで病気になりそうなんだけど、さすがに我慢できず病院へ。

耳鼻咽喉科でみてもらったら、典型的な花粉症だという。で、アレロックという薬と点鼻薬をもらった。薬のおかげでだいぶ楽になった。こんなことなら去年も行っておけばよかった。

そういえばなにかの雑誌で、「その男が知的かどうかは、病院が好きかどうかでわかる」という文章を読んだことがある。とすると、オカダは知的じゃないことになるなあ(^_^;)。

| | Comments (7) | TrackBack (0)

« February 2008 | Main | April 2008 »