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2008.10.16

『日本浄土』

こちらでは秋祭りも終わり、秋も一段と深まりつつある。

Petyunia1016

去年の初夏に植えたペチュニアが、秋の日射しを受けて満開になった。こういう、手をかけなくても長く咲いてくれる花は、ものぐさなオカダにピッタリだなあ。

そんなおり、藤原新也 『日本浄土』 東京書籍 を読んだ。藤原さんは写真家としての方が有名なのだろうけど、オカダにとっては作家としての方がなじみがある。

この本は、筆者が様々な地方を旅して回ったときの様子が描かれている。藤原さんの文章からは、硬質なセンチメンタリズムとでも言うべきものが感じられて、オカダの気分にとてもマッチする。

この本でも、地方がどんどん寂れてゆく姿が描かれていて、胸がふさがる思いがした。人が減る一方なので交通の便もどんどん悪くなり、さらに人が減ってしまうという悪循環に陥ってしまっているのだ。藤原さんも、バスがないのでリサイクルショップでママチャリを買って!旅を続ける場面があった。

amazonでも見られるけど、この本の帯に写っている白い猫は、とてもクールなまなざしをしている。

秋の夜長、しみじみと読むのにふさわしい本だった。

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Comments

オカダさん、こんにちは。ペチュニアとてもきれいですね。長く咲いてくれるというのも素敵です。
読書の秋到来! です。クールな白猫の写った本、私も手に取ってみようかな。ただ秋になって木の葉が落ちると何はなくても寂しい気持ちになってしまうので、センチメンタルな本を読むのはちょっと危険かもしれないです。

Posted by: 柚木 | 2008.10.18 at 11:45 AM

オカダ様、ご無沙汰しています。
プログのURLとハンドネームを変更しましたので、お知らせします。
http://d.hatena.ne.jp/Great_Tit/
今後とも、よろしく、お願いいたします。

Posted by: Great_Tit(旧:おおまさ) | 2008.10.19 at 02:43 PM

柚木さん、こんばんは。
ペチュニア、ほんとに孝行娘!です。去年の今頃、だいぶ弱っていたので抜こうかと思ったのですが、抜かなくて本当によかったです。

この本を貫いている「硬質なセンチメンタリズム」は、ベタベタしてないのでこの時期に読んでも大丈夫、というかむしろピッタリだと思いますよ。お試しあれ。

Posted by: オカダ | 2008.10.20 at 05:35 PM

Great_Titさん、御無沙汰でした。
移転作業、お疲れさまでした。
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
春樹さんの新作、待ち遠しいですね。

Posted by: オカダ | 2008.10.20 at 05:37 PM

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