『オリンピックの身代金』
鉢植えのミニバラが咲いた。手入れといえば水やりくらいしかやってないのだけど、こうして咲いている姿は実に健気だなあ。
村上春樹の待望の新作が、いよいよ明日発売。でも東京では今朝から売られているそうだ。オカダはネットで予約済みだけど、この週末には届くだろうか。今日中に読み終えてしまうような猛者!もいるだろうなあ。そう思うと気が焦るけど、せっかくだからじっくりと楽しみたい。
そんなおり、ちょっと久しぶりに質量共にヘビーな本、奥田英朗 『オリンピックの身代金』 角川グループパブリッシング を読んだ。
東京オリンピックが開催される直前の東京が舞台。様々な人物によって繰り広げられるオリンピックを巡っての騒動。オリンピックという華やかな表舞台の裏側で起こった出来事を容赦なくかつ緻密に抉りだしていて、単なるエンターテイメント、サスペンスものにとどまらない重厚感溢れる内容だった。もちろん、考え抜かれた構成になっていることもあり、続きが気になって読み出したら止まらないくらいスリリングなストーリーでもあった。
あの時代と比べて今の日本は、確かによくなった部分もあるものの、変わってない部分、却って悪くなった部分もあると思う。あの頃をノスタルジックに振り返っているばかりではいけないという気がする。


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