『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』
今週の初めは急に冷え込んで驚いた。その後また残暑が戻ってきたけど、朝晩は涼しくなった。もう夏も終わり。今年は本当に冷夏だったなあ。
最近は内田樹先生と同じく、夜寝る前に映画を見るのがすっかり日課となってしまった。その分本を読む時間が減ってしまって、これでいいのかという気がしないでもないけど、まあいいことにしておこう。
そして夕べ見たのが、少し前にWOWOWで放送された『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』という映画。普通のラブストーリーかと思ってたら、年老いた夫婦が主人公で、妻がアルツハイマーになり施設に入る、という話だった。愛する人が自分のことを忘れてしまったらという、何ともやるせない、極めて現代的なテーマだった。
ストーリーは夫の視点で進んでいくのだけど、どうも男性に手厳しい感じだと思ったら、監督はサラ・ポーリーという女優で、その初監督作品とのこと。
カナダで製作された映画で、お子さま向けのハリウッド映画とは違う、大人のための映画で、とても満足度の高い内容だった。その後の展開を想像させる、余韻を残すエンディング、そしてニール・ヤングの歌も印象的だった。
カナダの雪景色も綺麗だったけど、何と言っても妻役のジュリー・クリスティの美しいこと。撮影当時65歳くらいだろうけど、非常にエレガントだった。
それにしても、原題に日本語をくっつけたタイトルはもう一つという気がする。もっとセンスのいい邦題をつけられなかったのかなあ。
大人の鑑賞に堪える映画をお探しの方にオススメの映画。


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