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2009.09.25

シルバーウィーク

シルバーウィーク、おうち大好き派のオカダも、さすがに5日間ずっと家でごろごろというのも飽きるので、1日だけ出かけることにした。向かった先は、去年できたショッピングモール。ちょっと遠いけど、本屋もあるというので行ってみた。

着いてみると、想像以上に大きな建物でびっくり。いろんなショップが入っていて、一周しただけで疲れた。結局ユニクロと無印良品で買い物。

飲食店もいろいろあったけど、中華料理店に入って、初めて担々麺にチャレンジ。やっぱり口がヒリヒリするくらい辛かった。スープも美味しかったけど、麺を食べるので精一杯だった。冬に食べると暖まっていいだろうなあ。

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デザートは、お口直しに杏仁豆腐。こちらは甘すぎるくらいだった。

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本屋はTSUTAYAで、あまり広くなかった。ちょこっと雑誌を買って帰る。

お昼過ぎには、結構な人出で混雑していた。これほど人が来てたら、市の中心部の商店街は人通りが少なくなるのも当然だろうなあ。地方ほどクルマ社会だからなあ。

人の多さに疲れたけど、刺激にはなった一日だった。

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2009.09.18

『美しい人』

もうすぐ秋のお彼岸。ご近所のヒガンバナは、まだ蕾だった。お彼岸にはきっちり咲くのかもしれない。

もし身寄りのない人が亡くなったら、無縁仏として処理されてしまうのだろうなあ。誰かに法要をしてもらうこともなく、忘れられてしまうのだろう。しっかりした人であれば、葬儀も業者に予約しておいて、お墓の永代供養もお寺に依頼しておくのだろうか。

人間が死んだら、一切無になるとすると、死んだ後のことをあれこれ考えるのは意味のないことなのだろうけど。何しろ死後の世界を見てきた人はいないわけだし。永遠に謎のままなのだろうなあ。

BS-hiで放送された『美しい人』という映画を録画したものを見た。いずれも女性が主人公の、9つの短編からなるオムニバス映画。どれも様々な人生の一断面を鋭く切り取っていて秀逸だった。

中でも印象に強く残ったのが最後のグレン・クローズとダコタ・ファニング主演の、二人が墓参りに行くという話。これを見ると、葬式とかお墓とかは、やっぱり残された者のためにあるのだと思う。死者とも対話できることこそが人間と他の動物との違いだという内田樹先生の説にも頷ける。

秋の夜長にはぴったりのしみじみとした映画だった。

そういえば、内田樹先生の『死と身体』がTVに映ったそうだ。井上雄彦さんの『プロフェッショナル 仕事の流儀』、見逃してしまって残念。再放送やるかなあ。

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2009.09.11

『農で起業!実践編』

日中はまだまだ暑いけど、朝晩はめっきり涼しくなって、その温度差が身体にこたえる今日この頃。しばらく雨が降ってないので、そろそろひと雨ほしいところ。農業は、ホントに天候次第だから難しい。

そんなおり、杉山経昌 『農で起業!実践編』 築地書館 を読んだ。著者は、外資系の企業の重役だったけど、50歳で脱サラして宮崎で農業を始めた人。今は観光ぶどう農園をメインにしていて、就農してもう20年になるという。

この本は、著者にとって『農で起業する!』、『農!黄金のスモールビジネス』に続いて3冊目の本。

著者は、徹底して効率化にこだわる。そのため、度々「最適化」という言葉が出てくる。たとえばぶどう園においても、入口からの距離によって、房の大きさや味、熟し方が異なるぶどうを配置し、いかに顧客満足度を高めつつ利益を高めるかを工夫している。

すべてにおいてデータを集め、それを元にエクセルを使ってシミュレーションを行い、ムダな作業、ムダな経費を削り、その結果夫婦二人で年間労働3000時間(週休4日!)にしてきちんと利益を出している。で、その浮いた時間を、趣味で行う園芸や、田舎暮らしを満喫することに費やしている。

全てに徹底しており、何事に対しても仮説をたてて検証していく様子は、科学者といっていいくらいだと感じた。

著者は自分の経営を「自分都合」経営と呼んでいる。他人に振り回されずに、自分の都合で労働時間を決め、時給を決め、価格を決める。天候に対してもデータを元にきちんと備える。だから極めてストレスの少ない仕事ができるのだろう。

我が身を振り返ってみると、すべてお客様次第なので、他人に振り回されっぱなしの経営だ。自分なりに効率化を図ってきたつもりではあったけど、著者に比べたら全然低レベルだったことに気づかされて、非常にためになる本だった。

この本は、サラリーマンの人にとっても、第一級のビジネス書になると思う。

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2009.09.04

『わたしを離さないで』

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庭の片隅に出ていた芽が、何かはわからないけど、雑草ではなさそうだったので、空いている鉢に植え替えておいた。そしたらどんどん伸びて、とうとう花が咲いた。

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どうやら、お向かいの花畑の花からこぼれた種が芽を出したもののようだ。何という花か、今度花畑の主に会ったら訊いてみよう。こんなに大きくなったら地面に植え替えないといけないなあ。

さて、カズオイシグロの新作 『夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』 という短編集が出たそうだ。そういえば、前作『わたしを離さないで』を読もうと思いながらまだ読んでなかったことを思い出し、図書館で借りてきて読んだ。

てっきり恋愛小説なのかと思っていたら、全然そうじゃなかった。舞台は90年代のイギリス。介護人の仕事をしているキャシーという女性が主人公で、学生時代のことを振り返るところから物語が始まっていく。

途中まで読んで、物語の枠組みがわかってきたとき、ものすごく衝撃を受けた。重すぎて、読むのが辛くなったほど。でも何とか読み進めていったら、最後まで読みきることができてよかった。

このような物語を思いついた作者の想像力には感心する。それでも物語の根本においては、友情や恋愛といった言葉では単純に言い表すことのできない、人間同士の交わりの、心の機微が非常に深く描かれていたと思う。

今年読んだ本の中では、『プロデックの報告書』についでインパクトのある小説だった。読み終わった後、ふとした瞬間に、この小説のことが脳裡に浮かんだ。人生観が変わる、とまでは言わないけど、改めて人生について考えてみたくなるような本だった。

さっき気づいたけど、表紙のイラストはカセットテープだった(^_^;。

最近、文庫版が出た。この表紙のイラストは、ちょっとそぐわない気がするなあ。

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