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2009.10.23

『ウェブはバカと暇人のもの 』

家の周りに満ちあふれていたキンモクセイの香りも、徐々に弱まってきた。だんだん秋が深まりつつあるのを感じる。

今週は、仕事で結構忙しかった。不況の折り、有り難いことではあるけど、気分的には早くリタイアしたいなあ、などと妄想してしまう。かといって毎日が日曜日というのも時間を持て余すかもしれないけど。

そんな折り、中川淳一郎『ウェブはバカと暇人のもの 』光文社新書を読んだ。著者はフリーの編集者で、インターネットのニュースサイトの編集もしていて、ネットでの情報発信に関するコンサルティングやプランニングも行っている。

注目を集めるためか、過激なタイトルがついているけど、中身は結構まともな、ビジネスでネットを利用したい人向けの内容だった。

Windows3.1の載ったPCで、様々な困難を乗り越えて初めてインターネットに接続したときの感動は今でも覚えているけど、あれから10年余の歳月が流れて、ネットは生活になくてはならないものにはなったけど、ただのツール、目的ではなく手段の一つになってしまった感がある。その現状が寂しくもあるけど、ユーザーであるこちら側もそれなりに成熟したということだろう。オカダも昔は趣味はパソコン、なんて言ってた時期もあったなあ。

この本の第5章のタイトルは、「ネットはあなたの人生をなにも変えない」。概ねそのとおりだろうけど、知り合いの結婚相手を見つけるためにその人のホームページを作って、それでうまくいった経験を持つオカダとしては、少しの可能性はまだ残っているように思う。でも、あの当時だからよかったけど、今だったらとてもできないだろうなあ。

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2009.10.15

『村上ラヂオ 特別編』

雑誌 『anan』 の10月21日号を買ってきた。決して表紙のほしのあきに惹かれたわけでも、「美乳美尻」の文字に目を奪われたわけでもなく、「村上春樹の世界」と題した特集記事が載っていて、その中に独占書き下ろしエッセイ『村上ラヂオ 特別編 野菜の気持ち』が掲載されていたから。『anan』を買うのは多分初めて。レジに置くのはちょっと恥ずかしかった。これって週刊だったのだなあ。

『村上ラヂオ』は、『anan』に2000年3月から一年間連載されていたエッセイで、毎回大橋歩さんの銅版画とセットになっていた。そして連載をまとめたものが出版された。その後、新潮文庫にも入っている。

「野菜の気持ち」は、映画『世界最速のインディアン』に出てきた言葉から始まる、実に村上さんらしい軽妙なエッセイだった。オカダもこの映画は見たけど、その言葉は印象に残っていない。そういう何気ない言葉にも注目するところが流石だ。野菜の気持ちなんて考えたこともなかったなあ。

特集は他に、「村上春樹を理解する9つのキーワード」年表付き4ページと、「永遠に楽しめる、村上作品全70冊リスト」4ページ、からなっている。この中には、小説やエッセイ、紀行文、絵本等、翻訳を除く全ての作品が紹介されている。その中には、現在入手困難なものとして『またたび浴びたタマ』も挙げられていて、買わなかったことをちょっぴり後悔したり。

読んで、久しぶりに単行本の『村上ラヂオ』を読みたくなった。今晩あたり、本棚から引っ張り出してみよう。

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2009.10.08

『カルドセプト』とこびとさん

世間話がきっかけで、知人に『カルドセプト』というプレイステーション2用のゲームソフトを貸してもらった。その知人は10年前からこのゲームにはまっているという。

オカダが持っているPS3は幸いプレイステーション2用のソフトも使えるタイプだったので、早速やってみた。最初よくわからなかったけど、プレイするうちにだんだんルールがわかってきた。

昔、マジック・ザ・ギャザリング(MTG)というカードゲームがあったけど、ああいう感じのカードゲーム&「モノポリー」のようなボードゲームの組み合わさったもののTVゲーム版、という感じ。といってもどちらも実際にやったことないのだけど。そういえば、遊戯王とかデュエル・マスターズとかいうカードゲームは男の子に人気があるみたいだけど、基本は同じなんだろうなあ。

で、やってみるとなかなか難しかったけど、徐々に慣れてきて少しずつマップをクリアしてきた。で、すっかりはまってしまい、ついつい夜更かしする羽目に。そうすると昼間眠くて仕事に身が入らず。

そんな折り、内田樹先生が『こびとさんをたいせつに』というエントリーを書いていた。読んで、ついついゲームによって得られる快感に溺れてしまい、こびとさんを粗末にしていたことに気づき、大いに反省した。で、夕べはゲームをせず早めに床に就いた。脳は暴走して身体を従属させてしまいがちだから気をつけないとなあ。麻薬に溺れる人というのも、ある種同じようなものなのだろう。

このゲーム、去年DS版が出て、それだとインターネットを利用して人と対戦ができるらしい。コンピュータを相手にするよりも、人とやる方が数段面白いだろうけど、それだと益々はまってしまいそうだしなあ。

それにしても、どうやら内田樹先生念願の、自前の合気道の道場が建つ目途がたったらしい。非常におめでたいことだ。先生の単行本のほとんどを買っているオカダとしては、微々たるものではあるだろうけど、少しは貢献できたかな。

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