『1Q84 BOOK3』
このところ本当に雨が多い。気温も上がったかと思うと真冬並みに逆戻りしたりと、全く異常だなあ。体調管理がとても難しい。
『1Q84 BOOK3』を読んだ。さすがは内田樹先生、ちゃんとBOOK1と2を読み返してからBOOK3を読むそうだけど、オカダはついついそのまま飛びついてしまって、あれ、どうだったけ?、という場面に何度か遭遇してしまった。もしBOOK4が出るなら、そのときはちゃんと復習してからにしよう。
さてこのBOOK3、驚くべきことに「牛河」の章が独立して書かれている。つまり、天吾、青豆、そして牛河と、三人を対象として語られていくのだ。そしてこの巻では、1、2と異なり物語は非常にゆったりとしたテンポで進んでいく。その分、三人の内面に深く入り込んだ描写がなされている。村上春樹は、牛河のような人物も結構好きなんだろう。そこに村上春樹の人間観、世界観が色濃く投影されていると感じた。
例によって非常に重層的かつミステリアスな展開。普通のミステリーと同じようなハラハラドキドキする部分もあった。しかし、やっぱり様々な謎は回収されないまま。多分、BOOK4に続くのじゃないだろうか。そうだといいなあ。
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