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2010.06.25

『酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記』

今朝のサッカーワールドカップ、日本対デンマーク戦、オカダは夕べ9時に寝て3時に起きてライヴ観戦した。目覚ましが鳴ってしばらくは眠くて、このまま寝ようかとも思ったのだけど、気を奮い立たせて起きた。

で、結果は日本チームの素晴らしい勝利、そして決勝トーナメント進出決定。3試合で4得点に対して失点は2で、原田泰さんの分析どおり、守備力がよかったので突破できたということだろう。

小田嶋隆さんも、3連敗という予想がはずれたことで、土下座している。オカダも、岡田監督の采配に疑問を持っていたので、土下座したい。監督も、フランス大会での敗戦から今日まで勉強してきたんだろうなあ。

いよいよ次は決勝トーナメント1回戦のパラグァイ戦。それに向けてこちらもテンション&モチベーションを上げていこう。

サッカー観戦の合間に、恩田陸 「酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記」 講談社 を読んだ。作家・恩田陸さんがイギリス・アイルランドを旅したときのことを書いたもの。

ロンドンまで、飛行機で行きは12時間、帰りは11時間。恩田さんは『のだめカンタービレ』の千秋真一同様、極度の飛行機恐怖症で、それまで福岡へ飛んだことがあるだけで、旅行に行くと決まってから恐怖に押し潰されそうになっていた。それはたぶんオカダが歯医者に行くときと同じくらいの恐怖なんだろうなあ。

恩田さんにとって旅行とは、妄想しに行くということだそうだ。ロンドンやダブリンといった都会、そしてストーンヘンジ遺跡などというところを回っては、様々な妄想が頭をよぎるのに身を委ねていた。

そして、飛行機に乗るという「恐怖の報酬」として得たものははたして……。

また、恩田さんはかなりのアルコール好きとみえて、移動の汽車でビールを飲み、さらに夜はパブやバーへ行ってはビールやウィスキーを飲んでいる。その様子はとても生き生きしていて、すごく羨ましかった。

結構ユーモラスな文章で、行きの飛行機が揺れると、「アルバ-トっ(機長の名前)。帰れっ。」と罵り、帰りの飛行機がスムーズに着陸すると、「ロバート、次にもしまた乗る機会があったとしたら、君を指名するよ」とベタ褒めするところなど、とてもおかしかった。

はっきり言ってあまり旅行の参考になるような内容ではなかったけど、作家の頭の中が垣間見えて、なかなか興味深かった。オカダもいつかイギリスを旅してみたいなあ。

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2010.06.18

『日本はなぜ貧しい人が多いのか』

サッカーワールドカップが始まった。オカダは結構サッカー好き。でも今大会は史上最弱の呼び声高い日本チームの活躍があまり期待できそうにないので、関心度は低かった。しかし、まさかのカメルーン戦の勝利!。そしてまた、マスメディアによってもたらされたメッシ、マラドーナを初めとする幾多のスター選手&監督の活躍への期待も膨らんできて、俄然楽しみになってきた。きのうもアルゼンチン対韓国戦を見たけど、やはりアルゼンチンは強かった。

明日はいよいよオランダ戦。スイスチームのように堅守速攻を徹底して頑張ってほしい。オカダの予想は0-2で敗北(^_^;だけど、予想がはずれるといいなあ。

そんなおり、長年のネット友だちpasta worksさんのブログで紹介されていた 原田泰『日本はなぜ貧しい人が多いのか -「意外な事実」の経済学』新潮社を読んだ。以前からオカダは、原田泰(ゆたか)さんのことを、とても信頼できるエコノミストだと思っている。

この本は、ネットで連載したものや雑誌で発表したものなどを集めたものだけど、その中にたまたまサッカーに関するものもあった。第一章の2「日本にはストライカーがいないのか」では、ワールドカップ・ドイツ大会での各チームの平均得点と平均失点を分析して、日本の敗因は守備力だと結論付けている。日本は得点2に対して失点7。4点取って3点しか取られてないチームは予選突破しているとのこと。エコノミストらしい数字のみに依った分析だけど、結構真実をついているようだ。

続く3では「人口減少でサッカーも弱くなるのか」について分析していて、統計から、人口が多いほど、1人当たりの所得が高いほどサッカーは強いが、所得分配が不平等でもサッカーは強くならないことがわかるという。従って、人口が減っても1人当たりの所得を増やせば、サッカーは強くなるそうだ。というのも、所得分配が不平等、つまり少数の金持ちと多数の貧しい人がいる国がサッカーが強い、という俗説があるからだ。

メインのテーマには触れず、サッカーに関する部分だけ紹介したけど、経済学の理論を元に、マスメディア等で語られる経済に関することがらの中に、結構間違ったことが語られていることがわかって、なかなか有意義な内容だった。

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2010.06.11

『ほどほど掃除のしかた 』

今週の後半は暑かった。一気に夏がきたような感じだった。早くも夏バテ気味。例によって週末はのんびりしよう。

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わが家の庭に咲いている薔薇。ややピンクがかった色合い。もう薔薇の時期も終わり。いよいよ梅雨がやってくるなあ。

そんなおり、辰巳渚 『気づいたときにささっと!ほどほど掃除のしかた 』 小学館 を読んだ。著者の辰巳さんは、『「捨てる!」技術』を書いた人で、当時蔵書派だったオカダにとっては天敵のように思ったものだった。

この本の「はじめに」で辰巳さんは、「「いつ掃除するか」「どの程するか」のルールが、自分なりに作れた」といい、「そのルールを貫いているのは、「ほどほど」です」と書いている。

オカダはきれい好きな方ではないけど、平日は職場を、週末は自分の部屋とシアタールームとを掃除している。いろいろ気にしだすと切りがないし、時間も限られているし、掃除はほんとエンドレスだなあというのが実感だ。とはいえ、家庭の主婦の方たちに比べたら全然大したことない量ではあるだろうけど。もうひとつ辰巳さんのようなルールを確立できていないので、効率も含めて見直してみよう。

そして、辰巳さんはほうきやはたき、クイックルワイパーを愛用しているそうだ。オカダが使うのは専ら掃除機で、職場の方では充電式のコードレスクリーナーを使用している。電気を使わない、昔ながらの掃除の仕方も取り入れてみよう。

クイックルワイパーもフローリングの掃除には重宝するそうなので、今度試してみよう。

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2010.06.04

『考えない練習』

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6月に入った途端、夏日が続いている。でも空気がからっとしているので、とても過ごしやすい。庭のアジサイも最初の花が咲いた。もう梅雨も間近だなあ。

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ナデシコの仲間?の花も咲いた。

そんなおり、小池龍之介『考えない練習』小学館を読んだ。著者は、東京都世田谷区にある月読寺の御住職。

『考えない練習』とは、不思議なタイトルだと思ったら、本の冒頭の「はじめに」に、「私たちが失敗する原因はすべて、余計な考えごと、とりわけネガティブな考えごとです」と書いてあった。だから、五感を研ぎ澄ませて実感を強めることにより、思考というヴァーチャルなものを乗り越えることを練習しよう、という。

本編は第1章 思考という病 考えることで、人は「無知」になる、第2章 身体と心の操り方 イライラや不安をなくす練習、第三章は脳研究者の池谷裕二さんとの対談 僧侶が脳研究者に聞いた「脳と心の不思議な関係」という構成になっていて、第2章は話す、聞く、見る、書く/読む、食べる、触れる、育てるなどに分かれていて、どれも非常に勉強になる内容だったけど、中でも「捨てる」はすごく考えさせられた。

「ものを所有する」ということは、「そのことを強く心が覚えている」ことと「それを失うことことに対して強い抵抗を覚えている」ことの二つの心から成り立っているという。物欲の趣くままにものに執着していると、ものを手に入れてもすぐに失ったらどうしようという苦が生じてしまう。だから、執着から脱出するためにはものを捨てる訓練をしするのがよいという。

本やCD、新聞・雑誌の切り抜き等、コレクター気質でものに執着の強いオカダは、そんな自分を自覚して、これからは無闇にものを増やさないように気をつけようと決心した。

小池龍之介のウェブサイト「家出空間」はコチラ。
http://iede.cc/

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