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2011.02.04

『願わくは、鳩のごとくに』

今年の冬は本当に寒い。寒くて、雨が全く降らず凄く乾燥した状態が続いていて、とうとう風邪にやられ、寝込んでしまった。ところが、ダウンした初日、急ぎの仕事が入ってしまって、午後から出勤。翌日も同様に午後から出勤。3日目は午前中働いて午後から休み。なんとも厳しい3日間だった。こういうとき自営業はつらいものだけど、自分が選んだ道だからなあ。

地球温暖化もなんのその、夏が暑かったらその分冬も寒くなるのが自然の道理なのだろうけど、どうも気候が極端だ。

Sakurasou0204

きのうは節分、今日は立春で、急に3月並みの陽気になった。サクラソウもだんだん花が咲き始めた。春の訪れが待ち遠しいなあ。

寝込んでいて比較的体調のいいときに、前から気になっていた杉田成道『願わくは、鳩のごとくに』扶桑社を読んだ。杉田さんは、元フジテレビの演出家で、『北の国から』を演出していた人。最近では映画『最後の忠臣蔵』の監督を勤めている。

『北の国から』完結編の『2002遺言』が放映されたすぐ後に、『2002遺言』のメイキングのドキュメンタリー番組が放送されたのだけど、その中で、杉田さんについて、「奥さんは30歳年下で、杉田さんが亡くなった後のことを考えて医学部に通っている」という紹介の蛍役の中嶋朋子のナレーションがあって、強烈な印象が残っていた。

この本では、二人の結婚式から話が始まり、過去の出会いに遡り、その後の3人の子どもの子育て、近しい人の死などにも話が及んでいる。

お二人が結婚したのは新郎が57歳で新婦が27歳のとき。杉田さんの前の奥さんは、その7年前にガンで亡くなられたそうで、息子さんがひとりいて、新婦より年上とのこと。

先祖や子孫を含めた「家族」というものについて、いろいろ考えさせられた内容だった。この杉田さんや内田樹先生の話は、おじさんにも希望を与えるものだけど、やっぱり特殊な事例だろうなあ。

『北の国から』の撮影についてもいろいろなエピソードが語られていて、特に地井武男さんの話など、どれも興味深かった。

それにしても、『北の国から』の最後の3作品はブルーレイが出ているのだけど、滅茶苦茶高い。安くして再発売してくれるのをずっと待っているのだけど、いったいいつになるやら。

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Comments

オカダさん、こんばんは。
風邪はすっかりよくなりましたでしょうか?
体調不良の時の仕事ほど、辛いものは無いですね~
そうですか、自営業ではなかなか代わってもらうという訳にはいきませんよね。
まだまだ寒さが続きそうなので、ご自愛下さいね~

私は以前、地井武男さんがこの時の撮影のエピソードを語られているのを偶然観たことがあります。
その内容のすごさに、絶句してしまい
テレビから離れられなくなってしまった記憶があります。
本に書かれている通りだったと思います。
その後再婚されて、幸せそうな笑顔を見られて良かったと思いました。
でも、私の中で地井武男さんは、いつまでも中畑のおっちゃんです。。

Posted by: Poke | 2011.02.08 06:03 PM

Pokeさん、こんばんは。
ありがとうございます。おかげさまで、風邪はほぼよくなりました。ただ、今年の風邪は喉にくるらしく、喉の調子がもうひとつのままです。もう少し寒さが続きそうなので、気をつけようと思います。外出するときはマスクを常用してます。
今の時期は例年ヒマなんですが、今回たまたま急ぎの仕事が飛び込んできたので厳しかったです。仕事があるのはありがたいんですけどね。

僕が見たメイキング番組でも、地井さんが話をしてましたけど、本当に凄かったですね。「役者魂」に頭が下がりました。
確かに、「中畑」のイメージは強烈ですよね。当然ながら、ドラマシリーズの地井さんは若々しかったです。

Posted by: オカダ | 2011.02.08 06:37 PM

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» 『願わくは、鳩のごとくに』 杉田成道 [趣味は読書。]
この本は、新聞の紹介記事を読み興味を持ちました。 お名前は知ってはいましたが、 あの有名なドラマ「北の国から」のプロデューサーとして テロップに流れるホントにお名前だけ。 ですから、この本読んであれこれ驚いてしまいました。 57歳で30歳の年齢差を乗り越え再婚、1男2女の父親となった顛末、 育児の日々が綴られています。 個人的にはこういった暴露的な本は苦手です。 読んでいて、何とも居心地悪くなってしまうのです。 ですが、芸能界に生きる著者ならではのドラマの裏話など はさまれる逸話についつい「... [Read More]

Tracked on 2011.02.08 05:51 PM

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