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2011.06.24

『借りぐらしのアリエッティ』

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今週、梅雨の晴れ間で非常に蒸し暑い日が続いた。アメリカアサガオの花も咲き始めて、もう夏本番がきたような感じだ。

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先日、美術館に『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』を見に出かけた。種田陽平さんは、映画美術監督で、『借りぐらしのアリエッティ』にも関わった人。その種田さんが、映画の世界を巨大なセットで再現したものや、今までに関わった作品の資料等が展示してあった。

残念ながらその時点で映画の方は見てなくて、どうせなら見てからこの展覧会を見に行きたかったのだけど、開催期間が終わりに近づいてきて、DVDの発売に間に合わないので、仕方なく出かけた。

スタートは、大きな草花が茂っている庭。草もバッタも巨大で、小人になった気分を味わうことができた。そして床下の通風孔を通ってアリエッティの家へ。中には、アリエッティの部屋や食堂などが再現されていた。ここらへんは、映画を見ていたらもっと違った感想を抱いたのだろうけど。

そして、種田さんが作ったミニチュアのセットやイメージボードなどを見、他の作品『キル・ビル Vol.1』や『フラガール』、『悪人』などの資料を見て、映画作りにおいて美術監督の役割がいかに大きいかがわかって勉強になった。

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上の画像は、美術館のロビーに設けられた記念写真撮影スポット。人が写ってないと大きさがわからないけど、パネルの前に巨大な糸巻や豆が置いてあった。

そして週末、ようやく発売された『借りぐらしのアリエッティ』のブルーレイディスクを見た。小人であるアリエッティの目線で語られていて、まさしく映画でしか味わうことのできない、自分が小人になったかのような体験をすることができて、楽しかった。「借り」のスリル、少年翔との交流など、大作ではないにしろ、評判よりもいい作品だと感じた。

やはり絵が素晴らしく、宮崎アニメならではの美しい映像を堪能することができた。

また、音響も素晴らしく、やはりアリエッティが感じるように様々な音、例えば時計の音などが大きく聞こえるような作りになっていて、効果的だった。

ケルト音楽の歌手セシル・コルベルの歌う主題歌もエキゾチックでなかなかよかった。

そういえば、内田樹先生も感想を書いてたのを思い出し、もう一度読んだ。なるほど。

見終わって、もう一度『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』を見たくなった(^_^;。次は7月23日から兵庫県立美術館で開催されるそうだ。

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2011.06.17

『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』

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アジサイの花が咲いて、梅雨本番。そんな中、いつものように仕事をさぼって、ではなく分刻みのスケジュールの合間を縫って、映画を見に行った。

少し時間があったので、喫茶コーナーへ。カウンターで注文するとき、奥の方で誰かが取材らしきものを受けていた。メガネをかけている人だったので、ローカルTVでレギュラー番組を持っている劇場の支配人かと思った。

その後、取材が終わってその人と数人のスタッフが目の前を通っていった。あれ、もしかして、と思ってお店の女性に訊いたら、やはり周防正行監督だった。明日、『ダンシング・チャップリン』という映画の舞台挨拶があるので、今日はその打合せに来られたそうだ。そういえば、映画の宣伝のためか最近御夫婦でよくTVに出ているのを目にしていた。こんなところで周防監督に遭遇するとは!。書を捨てて町へ出れば、たまにはいいこともあるものだなあ。

監督を見て興奮してしまったせいか、お店に傘を忘れてしまい、チャーミングな女性のスタッフさんがわざわざ劇場の外まで走って追いかけてきてくれて、すごく有り難かった。

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確かに、ロビーの隅にポスターが貼ってあった。見に行きたかったけど、残念ながら行けなかった。

で、そのときオカダが見たのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』。最近オカダは3D映像にちょっとはまっている。というのも、この春3D対応プロジェクターを導入したから。といってもわざわざ3D対応プロジェクターを買ったというわけではなくて、たまたま新しいプロジェクターを買ったら3D機能が付いていた、という話なのだけど、実際に見てみると結構面白くて病みつきになった。

それで、劇場でも3D映画をということで見に行ったわけだけど、このシリーズ、1作目は確かに面白かった。今作は初の3D版ということで、果たしてどうかと思ったら、画面の奥行き感、あるいは飛び出し感といった、3D映画ならではの醍醐味をほとんど味わうことができなかった。やっぱり3Dならではの演出、撮り方が必要なんだろう。

3D映画も次々公開されるとはいえ、『アバター』と肩を並べるような作品はまだ出来てないし、3DTVもまだあまり普及してないようだし、3D映像の将来は前途多難だなあ。メガネをかけることに抵抗がある人も多いようだし。

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2011.06.02

小田和正コンサート 2011 その2

前回の続き。

その後小田さんは、ニューアルバム『どーも』の曲を中心に、メインステージで歌ったり、センターステージの右のサブステージで歌ったり、花道を歩き回ったりしながら次々と歌った。

その合間に、曲作りの苦労話なども話してくれた。このちょっとぶっきらぼうな感じの喋り方に人柄が滲み出ていてすごく好感が持てる。

そして、バックバンドのギターの稲葉さんと共に再び間近のセンターステージにやって来て、懐かしい『一人で生きてゆければ』を弾き語りで歌った。小田さんの透き通る声とギターの調べが会場内に響き渡って、すっかり聞き惚れた。続いて懐かしい曲を中心に6曲メドレーで歌ってくれた。

その後、センターステージの横からグランドピアノがせり上がってきて、今度は『風の坂道』をピアノの弾き語りで歌った。歌声とピアノの音色が心に沁みた。

それから、前回紹介した『ご当地紀行』のビデオが流れて、前半が終了。

後半は、TVドラマ『獣医ドリトル』の主題歌で『どーも』にも収録されている『グッバイ』からスタート。

オフコース時代の大ヒット曲『愛をとめないで』のときは会場が盛り上がって総立ちに。お客さんは、小田さんと同年代の人やミドルエイジの人も多く、古い曲の方が盛り上がっていた。

会場では、左右のスタンド席下に歌詞が表示される大きなディスプレイが設置されていて、それを見ながら一緒に歌うことができるので、とてもよかった。

メインステージ後方には大きなスクリーンがあり、小田さんの映像を随時映していたので、小田さんの姿が死角になって直接見えないときも、スクリーンで見ることができた。

さらに、天井近くには6面のスクリーンが設置されていて、様々な映像を映していたけど、小田さんの姿を見るのに必死で、あまり見上げる余裕はなかった。

その数曲後の『Yes-No』でも、小田さんは会場内を走り回りながら歌った。

その後の『今日もどこかで』では会場全体の大合唱。多くの人が小田さんにマイクを向けられ、熱く歌っていた。

最後は、『hello hello』。やはり花道を移動しながら歌って、近くにきたときはオカダも思いっきり手を振って、「ありがとう!」と叫んだ。

アンコールでは3曲も歌ってくれた。

そして、再びアンコール。ピアノの弾き語りで『生まれ来る子供たちのために』を歌ってくれた。これも懐かしい曲だけど、大震災後の今の日本に向けての、小田さんからのメッセージだと感じられた。

続いて『Yes-Yes-Yes』。また花道を移動しながら歌ってくれて、会場全体、オカダのテンションも最高潮に達した。

最後は、バンドメンバー全員が一列に並んで、アカペラで『いつもいつも』を合唱した。余韻の残る、落ち着いたエンディングだった。

約3時間、小田さんの素晴らしい歌声をたっぷり聴くことができ、間近で見ることもでき、小田さんとジョイント!という思わぬ幸運にも恵まれて、本当に素晴らしい時間だった。小田さんの観客に対する熱い思いを十二分に感じることができた。また機会があったら是非行きたいなあ。

その後、電車に乗るのに一時間半待ったことも、今となってはいい思い出だ(笑)。待つ間、対岸の広島や、わざわざ東京から来た熱心なファンの人と話すことができて楽しかった。

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