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2011.11.25

『ステキな金縛り』

Kouteidaria11251

今週は朝晩めっきり寒くなってきた。それでも昼間は日が照って暖かい。ご近所の庭の皇帝ダリアの花が、晩秋の青空に向かって咲いている。

今月は趣味の方であれこれと出かけることが多くて忙しかった。でももう来月からは冬ごもりの季節。

29日の内田樹先生の講演会も、無事チケットを入手でき、今からワクワクしている。

そんなおり、映画館で『ステキな金縛り』を見てきた。窓口でチケットを買うとき、『ステキな金縛り』と口に出したら、ちょっと恥ずかしかった。まあ、『おっぱいバレー』ほどじゃないだろうけど。

予告編を見て結構面白そうだと思ったのだけど、実際に見たら想像以上だった。深津絵里は『悪人』とは打って変わって、非常にうまいコメディエンヌぶりを発揮していた。阿部寛も弾けていた。

特に、タクシー運転手役の生瀬勝久が登場するシーンは、ホントにゲラゲラ笑った。検事役の中井貴一も、シリアスな感じとの落差が大きくて笑えた。

全編通して非常に笑える映画だったけど、クライマックスに至るストーリーの展開がやや強引な気がした。

また、泣けるはずのエンディングも、笑いの要素が強すぎて、ジーンとくるまでには、ほんの少し足りなかったのが残念だった。

あと、上映時間が2時間22分もあったのは、コメディとしてはちょっと長いと感じた。大人の事情でカットできなかったのかもしれないけど。

全体としては、期待に違わぬいい映画だった。DVDが出たら見直してみたい。

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2011.11.04

『おせっかい教育論』

Lavender1104

11月に入っても、日中は暑い日が続いている。一時は全滅しかけた庭のラベンダーが、どうにか復活して花を咲かせている。

にわかガーディナーとして最初に植えたのがこの花なのだけど、何しろ家の敷地の片隅の、目につき難い、ホントにネコの額ほどのガーデンの、水やりのし難い場所にあるので、ついつい手入れが疎かになりがちなんだけど、なんとか維持していきたい。

そんな折り、去年買ったまま、未読本の山に埋もれていたのをたまたま発掘した、内田樹先生他、鷲田清一、釈徹宗、平松邦夫各氏の共著による『おせっかい教育論』140B を読んだ。

鷲田さんは大阪大学総長(当時)、現大谷大学文学部教授、釈さんは浄土真宗本願寺派住職、平松さんは大阪市長。内田樹先生のブログの読者にとっては、三人はお馴染みのメンバーだろう。

この本には、2009年10月1日、大阪市中央公会堂で「ナカノシマ大学キックオフ記念セミナー」という名で行われた座談会、(「21世紀は街場で学べ!」というタイトル)の様子と、第二夜として2010年1月18日にレストランの一室で行われた座談会の様子が記されている。

そして、「はじめに」で釈さん、「中入り」で鷲田さん、「締めくくり」で内田樹先生、「あとがき」で平松さんがそれぞれ一文を寄せている。

4人の持論に共通しているのは、「教育とはビジネスではなく、個人の利益追求でもなく、もちろん商品でもない。その本質は「おせっかい」である。」 というもの。釈先生曰く、この本は「おせっかいの連鎖」のススメであると。そして反「グローバル人材育成教育」を謳うものでもある。

「学ぶ」ということと「教育」につい、て非常に得るところの多い本だった。元アナウンサーの平松さんの、控え目で穏やかな「ジェントルマン」ぶりには好感が持てた。

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