『呪いの時代』
いよいよ今年もあと2週間ほど。こちらも今日はぐっと冷え込んだ。シャコバサボテンの花が咲き始め、ついに本格的な冬がやってきた。
きのうから年賀状の受付が始まり、オカダはとりあえず半分を投函した。手間の掛かる残り半分も、早めに出してしまいたい。来年こそ15日に全部投函したいなあ。
そういえば、きのう喪中欠礼のハガキが届いてひやっとしたけど、まだ出してない相手からだったのでほっとした。こういうことがあるからあまり早く出すのも考え物かも。
そんな中、ようやく内田樹先生の 『呪いの時代』 新潮社 を読み終わった。お忙しいのによく書けたなあと思ったら、月刊雑誌『新潮45』に不定期に寄稿したものに加筆修正したものだった。
第1部は「日本のことを考える」、第2部は「未曾有の震災の後に」で、全部で11章からなっている。全体の主題は「呪詛」と「贈与」だそうだ。
そして第1章「呪いの時代」は、「『呪い』は今や僕たちの社会では批評的な言葉づかいをするときの公用語になりつつあります」という一文で始まる。メディアに呪いの言葉。が溢れている状況と、それに対して呪いを解除する方法について述べている。
全編通して、まさに卓見。相変わらずラディカルで切れ味鋭い批評はさすが。特にこの第1章と第10章の「荒ぶる魂を鎮める」は圧巻の現代文明批評だった。
オカダも、「呪いの言葉」を使うのを避けて、できるだけ祝福の言葉を使うようにしたい。


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