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2011.12.16

『呪いの時代』

Syakoba1216

いよいよ今年もあと2週間ほど。こちらも今日はぐっと冷え込んだ。シャコバサボテンの花が咲き始め、ついに本格的な冬がやってきた。

きのうから年賀状の受付が始まり、オカダはとりあえず半分を投函した。手間の掛かる残り半分も、早めに出してしまいたい。来年こそ15日に全部投函したいなあ。

そういえば、きのう喪中欠礼のハガキが届いてひやっとしたけど、まだ出してない相手からだったのでほっとした。こういうことがあるからあまり早く出すのも考え物かも。

そんな中、ようやく内田樹先生の 『呪いの時代』 新潮社 を読み終わった。お忙しいのによく書けたなあと思ったら、月刊雑誌『新潮45』に不定期に寄稿したものに加筆修正したものだった。

第1部は「日本のことを考える」、第2部は「未曾有の震災の後に」で、全部で11章からなっている。全体の主題は「呪詛」と「贈与」だそうだ。

そして第1章「呪いの時代」は、「『呪い』は今や僕たちの社会では批評的な言葉づかいをするときの公用語になりつつあります」という一文で始まる。メディアに呪いの言葉。が溢れている状況と、それに対して呪いを解除する方法について述べている。

全編通して、まさに卓見。相変わらずラディカルで切れ味鋭い批評はさすが。特にこの第1章と第10章の「荒ぶる魂を鎮める」は圧巻の現代文明批評だった。

オカダも、「呪いの言葉」を使うのを避けて、できるだけ祝福の言葉を使うようにしたい。

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Comments

オカダさん、こんばんは。
わ~もう読まれたのですね。
私も読みたいと思っていました。
内田先生の、‘呪い’という考え、いいですよね~
自分自身に呪いをかけないように、
‘寿ぐ’ということを身の回りに増やしていきたいと思っています。
なかなか具体的にならないのですが・・・。
是非読みたいと思います!!

年賀状、もう投函されたのですね!
年々早くなっていませんか?
私も見習わなくちゃ、です^^;

Posted by: Poke | 2011.12.19 at 06:54 PM

Pokeさん、こんばんは。

>自分自身に呪いをかけないように、
>‘寿ぐ’ということを身の回りに増やしていきたいと思っています。

これはすごく大事なことですよね。「口グセ」なども同様ですね。

この本、大げさじゃなく、今年の必読本だと思います。是非お読み下さい。

年賀状、投函したのはまだ半分!の営業用の分です。確かに、例年になく早かったです。でも、プライベートの分は、まだまだ苦戦中なんです。何とか25日までには投函したいです。

Posted by: オカダ | 2011.12.20 at 07:25 PM

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