『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち』
朝目覚めてみると、庭に雪がうっすらと積もっていた。ご近所の庭や屋根も雪化粧していた。こんな雪景色を見るのは数年ぶり。
今朝のTVのニュースに、毎朝出勤前に車の雪下ろしを1時間かけてする人が出ていた。同じようにオカダも車の雪下ろしをした。といっても、ものの5分で終わったけど。
降雪が半端じゃない北国の人の生活は大変だろうと思う。地球温暖化と言われながら、今年の冬は非常に寒い。
庭の片隅で芽を出したチューリップも、雪に覆われて寒そうだった。
そんなおり、伊藤氏貴『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち』小学館 を読んだ。エチ先生こと橋本武氏は、元灘校の国語教師で、在職時、中学の3年間をかけて1冊の文庫本『銀の匙』を読み込むという授業を続けたそうだ。
冒頭では、橋本先生が用意した、『銀の匙』に登場する駄菓子を実際に食べてみるシーンが紹介されていた。そうやって主人公の見聞や感情を追体験することが、生徒たちの学ぶ興味を引き出す、というのが先生の授業の柱だったそうだ。
そして、「国語はすべての教科の基本、”学ぶ力の背骨”」というのが先生の持論。
本当にユニークな授業で驚いた。私学ならでは。こういう授業を受けてみたかったなあ。
もう一度『銀の匙』を読みたくなった。文庫本、確かどこかにあるはず。
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Comments
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Posted by: payday loans uk | 2014.06.24 02:42 AM