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2012.03.09

『ジェノサイド』

Primula0309

今日も午前中は雨。今年は本当に雨が多い。そしてなかなか暖かくならない。来週も予報では寒いそうだ。やっぱり「暑さ寒さも彼岸まで」、もう少しの辛抱だな。

そんな中でも、プリムラ・ジュリアンの花が咲き始めた。また一歩、春が近づいてる気配が感じられる。

そんなおり、高野和明『ジェノサイド』 角川書店を読んだ。ベストセラーになっているのを本屋さんで知り、手にとってみた。

読み始めると、確かに面白い。日本の大学院生、アフリカのアメリカ人傭兵、アメリカの情報分析官と、登場人物が切り替わり、ワールドワイドで事態が進行していく。やがて、思いもかけない事実が判明して……、とまるでハリウッド映画のようなスリルを味わうことができた。

結果、590ページもの大作なのに結構速く読んでしまった。もしこの小説のような事態が実際に起こったら、果たして人類はどのように対応するのだろう。冷静に対処するだろう、と考えるのは楽観的過ぎるのかも。

娯楽としての読書の醍醐味を得られる本だった。

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Comments

オカダさん、こんばんは。
この本、ホントに映画のようでしたね~
オカダさんの感想を読んでから、改めて思い出してみようとしたのですが、
なんだか旨くいかないのです。
自分の記事を読んでみても、確かにスケールの大きな物語だった事は覚えているのですが・・・。

それより印象深く残っているのは、ちりばめられていた事実の数々。
事実かどうか但し書きがあるわけではないのですが、
多分これは本当のことなんだろうな、というような
これに近いことありそうだと思われることが、たくさん有りました。
それらの事が今でも強く心に残っているのが不思議です。。

Posted by: Poke | 2012.03.14 at 06:50 PM

Pokeさん、こんばんは。

>この本、ホントに映画のようでしたね~

でしたね。アメリカのHBOあたりがドラマ化してくれるといいのに、なんて想像してしまいます。一本の映画にするにはちょっとボリュームがあり過ぎですよね。

>オカダさんの感想を読んでから、改めて思い出してみようとしたのですが、
>なんだか旨くいかないのです。

登場人物も多く、ストーリーも長くて錯綜していたせいでしょうか。確かに一筋縄ではいかない物語でした。

>それより印象深く残っているのは、ちりばめられていた事実の数々。

アメリカ政府内部のこと、アフリカで起きたこと、今も続いてること、新薬開発の裏側など、確かにありそうだと思えることが多かったですよね。

一方で、この小説の中心になる事柄は、あまりありそうでない、思いがけないことだっただけにインパクトがありました。

Posted by: オカダ | 2012.03.15 at 06:30 PM

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