『ドライブ・マイ・カー』
季節はどんどん冬へと傾斜しているような気がする。昨日はボージョレ・ヌーボの解禁日。
しばらくブログの更新ができなかった。自分で自分を忙しくしている感もあり、早く落ち着かなくては、と思ってはいるけど、年内は難しそうだ。
そんなおり、どうせ手入れもできないのだけど、ついついミニバラを買ってしまい、僕の庭にピンクの薔薇が咲いた。
そして、『文藝春秋』12月号に掲載された村上春樹の書き下ろし小説、『ドライブ・マイ・カー』を読んだ。
上下二段、25ページほどの短編小説。主人公は俳優。妻を亡くしている。そして、マイカーのドライバーとして若い女性を雇った。妻にはある秘密があった……。
いかにも村上春樹らしい雰囲気の小説。短いストーリーの中に、人生、男と女、夫婦、友情といったものに対する村上春樹の人生哲学が凝縮されていて、読んで濃密な味わいを堪能することができた。
しかしながら、若い女性ドライバーがストーリーの中でさほど活躍するでもなく、無性にこの続きの短編、あるいは長編を読みたいと思った。
『極東ブログ』に解説記事があります。
ちなみに、『ドライヴ・マイ・カー』はビートルズの曲で、アルバム『ラバー・ソウル』に収録されている。この小説、ポール・マッカートニーの来日に合わせたのだろうか。
たぶん、内田樹先生と同様に村上春樹もポールのライヴを見に行ったんだろうなあ。オカダもこの週末、BSで放映されたポールのライヴの録画でも見ることにしよう。


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