2014.02.14

伊勢正三 尾崎亜美 バレンタインコンサート

暦の上ではもう春なのに、まだまだ寒い日々が続いている。今日はこちらでも、雪こそ降らなかったものの、強風が吹き荒れて交通機関が乱れ、とても寒い一日だった。

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そんなおり、先日「伊勢正三 尾崎亜美 バレンタインコンサート ~冬の贈り物~」と題したコンサートがあったので、出かけてきた。

オカダはフォークデュオ「風」の頃から伊勢正三の大ファン。2年前にも県内でコンサートが開かれたのだけど、2月の一番寒い時期で、会場もちょっと遠いこともあって、行くのを泣く泣くあきらめた。そのこともあって、今年こそと思いたった。

オープニングは、バレンタインコンサートにふさわしく、正やん、尾崎亜美さん、ベース、ギター、キーボードの5人による「あの素晴らしい愛をもう一度」。

正やんは、赤のドットのシャツにジーンズというスタイルで、四国が思いがけず寒く、きのうの朝は雪が降っていたとトーク。

続いては、亜美さんがメインで「海岸通」。

その後、亜美さんのパートに移り、キーボードを弾きながら、ベースの小原礼さんとのデュエットで、
「My Song For You」
「マイ・ピュア・レディ」
「春の予感」
「シーソー」
「BENGAL BABOO BABE」
「伝説の少女」
「スープ」

を熱唱。正やんが、「女性版エルトン・ジョン」と紹介したとおり、豊かな声量、広いオクターブの声、ビブラートの効いた張り、艶のある声に、ときに繊細に、ときにダイナミックにキーボードを弾きながらの歌には、圧倒されてしまった。

ちなみに、小原さんは、サディスティック・ミカ・バンドの初代ベーシストにして、プロデューサー、作曲家であり、亜美さんの配偶者だそうだ。

続いて正やん、ベース・、ギター、の三人が登場。正やんは、ウグイス色のジャケットに白いシャツに着替えていた。そして亜美さんの名曲「オリビアを聴きながら」の歌にチャレンジ。

亜美さん、小原さんが退場した後、
「あの唄はもう唄わないのですか」
「暦の上では」
「雨の物語」
「青い夏」
と熱唱。べースもドラムスもいないにもかかわらず、非常に分厚く多彩なサウンドだった。何より正やんの奏でるギターは、超絶技巧でキレがあり、また美しい音で、歌以上に心に染みこんだ。

キーボードは、「センチメンタル・シティ・ロマンス」のメンバーである細井豊さん、ギターは岩井真一さん。

続いて、「月が射す夜」。アルバム『Moony Night』の最初の収録曲で、オカダの大好きな曲であり、この歌が聴けて、今日来て本当によかった、もう思い残すことは何もない、と、一瞬だけ思った。

続いては「22才の別れ」。「バレンタインコンサート」だけに、演奏しないのでは、と心配していたのだけど、しっかり演奏してくれた。あの美しいギターのフレーズを目の前で聴くことがでてきて……、以下同文。

そして、自分の作る歌は別れの歌がほとんどだけど、その中で珍しいハッピーな曲を、ということで「お前だけが」。

そして最後に亜美さんも再登場して「ささやかなこの人生」。観客の一部の人たちが立ち上がったので、オカダもつられて立ち上がり、頭上で手拍子。会場の盛り上がりも最高潮だった。

アンコールは、亜美さんの「天使のウインク」。
そして正やんが爪をヤスリで研いだ後、「海風」。これまたオカダが最高に好きな曲だったので、非常にうれしかった。
最後は、今の季節にピッタリの「なごり雪」。

全21曲、約2時間半に及ぶ充実したコンサートだった。一生の思い出になった。

観客は、団塊の世代の人たちを中心に、やはり年代が結構高めだった。

帰りのタクシーで若そうな運転手に、「伊勢正三、風」って知ってるかと尋ねたら、知らないという答えが返ってきた(^^i。

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2013.12.13

ベニー・グッドマン・オーケストラのコンサート

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もう師走。シャコバサボテンももうすぐ花が咲きそうだ。相変わらず気忙しい毎日。でも、ゴールは見えてきた感じ。

今日は、『イエスタディ』の話ではなくて、先日行ったベニー・グッドマン・オーケストラのコンサートの話。

ジャズの本場アメリカのビッグバンドが生で聴けるということで、重い腰を上げて出かけてきた。

指揮とクラリネット演奏はケン・ペプロウスキー、スペシャル・ゲストにヴォーカル&ピアノのキャロル・ウェルスマン。

バンドの編成は、クラリネットの他にサックス4人にトロンボーン2人、トランペット3人のホーンセクションに、ギター、ピアノ、ベース、ドラムスのリズムセクションの計14人編成。

第一部はベニー・グッドマン・オーケストラ名曲集1ということで、フルメンバーで「レッツ・ダ゙ンス」や「メモリーズ・オブ・ユー」といった往年の名曲の演奏。

第二部は、ベニー・グッドマン&ペギー・リーに捧ぐベニー・グッドマン・オーケストラ名曲集2ということで、4人のコンボによる演奏で始まり、ゲストのキャロル・ウェルスマンのピアノ弾き語り、クラリネットとギターのデュオ演奏と、「エアメール・スペシャル」や「クロース・トゥ・ユー」などの演奏。

今までアマチュアのビッグバンドのライブ演奏は聴いたことがあったけど、プロのは初めて。本場アメリカのプロの演奏は、想像以上に素晴らしかった。

なんといっても音が綺麗。トゥッティ(全ての奏者が同時に奏すること)のパートでも、音が大きくて迫力があるのに全然やかましく感じんなかった。もちろん、それぞれソロ演奏がフィーチャーされる部分でも、メンバー一人一人の技術の巧みさは素人のオカダの耳にも一目瞭然だった。

そして、非常に難しい楽器クラリネットを演奏するケン・ペプロウスキーの吹く音色は、会場にいる観客全員の心に染みわたった。

ゲストのキャロル・ウェルスマンは、カナダの歌手ということだけど、非常に歌唱力があり、芯のしっかりした歌声を聴かせてくれた。

アンコール曲は、『シング、シング、シング』。ド派手なドラムソロもあり、かなり盛り上がった。

寒風吹きすさぶ中をわざわざ出かけていった甲斐が大いにあったコンサートだった。

演奏が終わった後トイレに寄ったら、見知らぬ70歳前後の男性から、いきなり「すごかったですね」と話しかけられてしまった。

客席もほぼ埋まっていて、観客の8割は60歳以上という印象だった。結構女性も多かった。日本でも昔流行った「ベニー・グッドマン」というビッグネームはまだまだ健在だったみたいだ。

詳しくはこちら。

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2012.08.31

大木トオル ブルース ライヴ

先週末、海岸で開催されたブルースのライヴを見に行った。出演者は、大木トオルさん。大木さんは、ブルースシンガーとして主に80年代に活躍していたという記憶があるが、最近はニューヨークを拠点に活動しているそうだ。

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日が傾きかけた午後6時30分にライヴがスタート。海をバックに、砂浜に設えられたステージ。野外ライブとしては最高のロケーション。

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まずバックバンドのメンバーがステージ上に現れ、インストゥルメンタル曲を演奏、続いて女性コーラス2人が加わり、懐かしの『ソウルトレイン』を演奏し始めたところで大木さんが登場。とてもハスキーで渋い声で、力強く熱唱し始めた。

大木さんは、野外ライブとあって、ステージ上を動き回りながら、ノリのいい曲を次々に歌ってくれた。バンドのメンバーも、さすがプロだけあって、ギター、キーボード、ドラムス、ベースと非常にキレのある、エッジの利いた音を聴かせてくれた。

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ライブが進むに連れて辺りもだんだん暗くなっていき、会場も盛り上がって、客席の横や後ろで踊る人たちも現れた。オカダも、生ビールを飲みながら楽しんでいたのだけど、『ダンス天国』の演奏が始まると、ついつい後ろの方でで手を叩きながらステップを踏んでしまった。

約90分間のステージは、本当にあっと言う間だった。最後に大木さんは客席を回り、観客と握手してくれた。

オカダはやっぱり音楽が心底好きなんだなと改めて実感。夏の終わりに、この夏最高の思い出ができた。

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スタッフの背中には「一か八か」の文字が。人生、やっぱりリスクをとることも大切だなと思った。

帰りがけ、このCDを記念に買って帰った。

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2012.08.10

アップルデビュー!

*もう既に遠い昔のことのような気がしますが(笑)、備忘のため書いておきます。

プラネタリウムへ行った日の夜、ホテルに泊まった。天然温泉の露天風呂に浸かってのんびり。まだ明るい時間だったせいか、他のお客さんはまばらで、ほぼ貸切状態。

その後、最上階のレストランで鉄板焼を食す。シェフが目の前でサイコロステーキを焼いてくれ、非常に美味だった。

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その後は、部屋でまったり。実は最近、iPod touchを買った。これがオカダにとっての生涯初めてのアップル製品。携帯音楽プレーヤーというものを買ったのも初めて。

iPodを買ったのは、PC上で動く音楽ソフトを、リモートコントロールするため。友人が使っているのを見て、つられて買ってしまった。これが結構便利、なんだけどまだあまり使っていない。

せっかく携帯音楽プレーヤーを買ったのだから旅に持っていこうと思い立ち、前の晩に慌てて曲を転送した。

そして、窓の外の夜景を眺めながらビールを飲み、iPodで音楽を聴いた。

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オカダは今まであまり外でイヤフォンで音楽を聴きたいとは思わなかったのだけど、こういう使い方ができると確かに便利だなあ。結構音もいいし。

聴いたのは、土岐麻子の『Couleur Caf→ Meets TOKI ASAKO STANDARDS』。声&歌い方と曲とのギャップが何とも言えず味があるのがよくて、最近のヘビーローテーション。

久しぶりにリラックスできた時間だった。

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2012.06.22

『雨のステイション』

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庭に咲いた薔薇も、台風4号のもたらした激しい雨と強い風のせいで散ってしまった。こちらではほとんど被害がなくてよかったけど、各地で災害に遭われた方々にお見舞申上げます。

6月になって、ツバメが飛ぶのを見ると思い出す歌がある。それが荒井由実の『雨のステイション』。『COBALT HOUR』というアルバムに収められている。

強くイメージを喚起する絵画的センスに溢れた歌詞と、過度に感傷的になりすぎない、透明感のある旋律。聴いていると、様々な雨のシーンが脳裡に浮かんでくる。

その中に、「会える気がして、いくつ人影見送っただろう」というシーンがある。実際には、雨じゃなくて雪のステイションだったのだけど。彼女は今どうしているのだろうなあ。

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2011.10.27

松任谷由実コンサートツアー2011『Road Show』セットリスト

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今朝はこの冬一番の寒さだった。でも日中は暖かかった。日当たりのいい場所に置いたプランターのパンジーの花が咲いて、目を楽しませてくれる。

ユーミンのコンサートの余韻がいまだに残っていて、折りにふれて思い出す。それで、CDでコンサートを再現してみたいと思い立ち、wikipediaで調べてみた。

<セットリスト>            収録アルバム

01 ひとつの恋が終わるとき        Road Show
02 TUXEDO RAIN    ダイアモンドダストが消えぬまに
03 たぶんあなたはむかえに来ない  MISSLIM
04 恋の苦さとため息と    VIVA! 6×7
05 I LOVE YOU              Road Show
06 少しだけ片思い    COBALT HOUR
07 太陽と黒いバラ            Road Show
08 恋の一時間は孤独の千年   TEARS AND REASONS
09 真夏の夜の夢    シングル(U-miz)
10 輪舞曲     KATHMANDU
11 大連慕情     水の中のASIAへ
12 春よ、来い     シングル
13 ただわけもなく    Wings of Winter, Shades of Summer
14 Blue Planet    A GIRL IN SUMMER
15 夏は過ぎてゆき            Road Show
16 わき役でいいから    水の中のASIAへ
17 ガールフレンズ    VOYAGER
18 静かなまぼろし    流線形'80
19 私のフランソワーズ    MISSLIM
20 Mysterious Flower    Road Show
21 今すぐレイチェル    Road Show
22 LOVE WARS     LOVE WARS
23 瞳はどしゃぶり    TEARS AND REASONS
24 DESTINY     悲しいほどお天気

EN.1 コインの裏側    Road Show
EN.2 カンナ8号線    昨晩お会いしましょう
EN.3 ダンスのように抱き寄せたい  Road Show

D-EN やさしさに包まれたなら  シングル

中には持ってないアルバムも数枚あったので、買い足した。
オカダは、音楽はいまだにCDで聴いているのだけど、いちいち出し入れするのが面倒なので、全部PCに入れて、foobar2000というフリーの音楽ソフトでコンサートの順番どおりに再生できるようにした。今も聴きながらこの記事を書いているのだけど、なかなか便利。

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最新のアルバム『Road Show』の曲が中心なのは当然として、一番古い「やさしさに包まれたなら」は1974年に発表された曲。これだけ長きに渡って優れた曲を作り続け、歌い続けているというのは本当にすごいことだなあ。

初めて聴いた曲の中で、「ただわけもなく」は少し哀愁を帯びた曲で気に入った。「Blue Planet」もアップテンポで軽快でなかなかいい曲。これらの曲を聴くことができた点でも、ライヴに行けてよかった。

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2011.10.07

纐纈歩美ライヴ2011『Daybreak』

たまたま本屋で手にした「JAZZ JAPAN」という雑誌に、新進気鋭のジャズアルトサックスプレイヤー、纐纈歩美のセカンドアルバム『Daybreak』の紹介記事が出ていて、早速CDを買って聴いてみた。女性らしい柔らかな音色で、ハードタッチな曲を軽快に吹いていて、演奏技術もしっかりしていて、とてもいいアルバムだった。

その雑誌の終わりの方に、アルバム発売記念の全国ツアーの予定が出ていて、9月に松山でのライヴも予定されていた。で、絶対行こうと楽しみにしていた。

ちなみに「纐纈」は、どちらも初めて見る漢字だったが、「こうけつ」と読むとのこと。九鬼さんという方のホームページによれば、「纐纈(コウケツ)さんは職人名で絞り染めのこと。また纐纈はククリ・キクトジとも読みその場合は清和源氏頼光流土岐氏族・美濃国可児郡久々利村の発祥。」だそうだが、プロフィールでも纐纈歩美さんは岐阜県土岐市出身となっている。

そして、いよいよ当日。会場は、「モンク」というライヴ&レストランバー。オカダは、去年、今年と2回来たことがある。店の開店後すぐくらいに入ると、まだ2番目で、最前列のテーブルに着くことができてラッキーだった。

ビールを飲みながら待つこと1時間。ようやく纐纈さんとメンバーの登場。纐纈さんは、セカンドアルバムのジャケット写真とは違って、髪はショートカットで、黒のシャツに黒のパンツと、とてもボーイッッシュなルックスだった。

メンバーは、ピアノの納谷嘉彦さん、ベースの俵山昌之さんは『Daybreak』のレコーディングと同じ、ドラムスは、小山太郎さんだった。

登場するなり演奏が始まったのだけど、纐纈さんはアルバムとは打って変わって非常にパワフルかつダイナミックな音で、ロングトーンを吹きまくり、圧倒された。細い身体なのに、すごい肺活量にびっくり。

吹くときには瞳を閉じて、もの凄く真剣に集中して演奏していて、その真摯な姿には心打たれた。

他のメンバーも、リーダーでピアノの納谷さんを始めベテランのハイレベルなプレイヤー揃いで、4人のアンサンブル、それぞれのソロプレイと、非常に内容の濃い演奏だった。

特に印象に残った、アルバムのタイトル曲でもある「Daybreak」は、纐纈さん作曲のオリジナルで、朝聴いて元気を出してほしいということだったけど、それに相応しい軽快な軽い曲だった。

もう1曲、この8月に作ったという「天空のサンバ」も、とてもメロディアスないい曲で、作曲の面でもすごいと感心させられた。

また、やはりアルバムにも入っている、一青窈の「ハナミズキ」を、自分でアレンジして演奏してくれたのだが、こちらはアルバム同様の柔らかな音色、しっとりしたタッチで、すっかり聞き惚れてしまった。

1時間のファーストステージの後休憩があり、その後セカンドステージ。セカンドでは、ドラムの小山さんと観客とのリズムの応酬もあったり、ベースの俵山さんのボウを使った演奏があったりと、メンバーの芸達者ぶりも披露されてバラエティーに富んだステージだった。

纐纈さんのサックスを、わずか1.5メートルの至近距離で聴ける贅沢。そして全員のパワフルな演奏ではまさに音の滝を浴びているような感じ。特にアンコールで演奏された俵山さんのオリジナル曲「モンキー・ダンス」は凄かった。本当に至福のときだった。やっぱりライヴはいいなあ。

演奏終了後、ピアノの納谷さんが知り合いの観客に、纐纈さんはライヴを重ねる毎に、回りのオジサンに鍛えられてどんどん進歩している、と話しているのが聞こえた。

最近、他の若手女性サックスプレイヤーの活躍もめざましく、競争が激しいだろうけど、頑張ってもらいたい。そして、さらに進化した演奏を再び聴きたいなあ。

ステージの後、CD『Daybreak』をその場で買って纐纈さんにサインをお願いしたら、快く応じてくれて、ついでに握手してもらい、一緒に写真まで撮ってもらった。ファン冥利に尽きるなあ。快くシャッターを押してくれた、見知らぬお客さんにも感謝。

纐纈歩美さんのブログ
http://ameblo.jp/as-ayumi/

こちらは昨年発表されたファーストアルバム。

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2011.09.16

松任谷由実コンサートツアー2011『Road Show』

8月25日、ユーミンのコンサートを愛媛県民文化会館へ見に行った。昔からファンではあったけど、ライブを見るのは初めて。以前、チケットをとろうと電話したけど結局繋がらなくて入手できなかったということもあった。今回は知り合いのアドバイスに従い、対策をとって何とかとることができた。

会場に入ると、ステージの背景には、このツアーのテーマにふさわしく、ヨーロッパにあるようなレトロで派手な感じの映画館の姿が映し出されていた。

そしてコンサートが始まり、コートを着た人々がステージ上を行ったり来たりして、まるで映画が始まったような雰囲気だった。その人ったちは徐々にそれぞれの楽器の後ろに着いた。そして1曲目の「ひとつの恋が終わるとき」の演奏が始まり、遂に帽子を被りコートを着たユーミンが登場。とうとう実物を生で見られたかと思うと感激がじわりと胸に込み上げてきた。比較的前の方の席だったので、肉眼でもユーミンの表情がわかった。

ユーミンは、「こんばんは!ロードショーへようこそ!!」と語り、2曲目は「TUXEDO RAIN」に続いて、3曲目は「たぶんあなたはむかえに来ない」。間奏では、ユーミンとコーラスの須藤美恵子さん、松岡奈穂美さんとでパラソルを回しながらのダンス。いかにもユーミンらしいパフォーマンスだった。

4曲目の「恋の苦さとため息と」でステージ上の映画館が消え、スペインの古城風の背景に。ユーミンもフラメンコ調の衣装にチェンジ。5曲目は「I LOVE YOU」。

その後、奥様が松山出身だというコーラスの今井マサキさんが登場。懐かしの名曲「少しだけ片想い」 のサビの部分を観客全員で練習。オカダもかなり好きな曲だけに、声を張り上げて歌った。

続いて「太陽と黒いバラ 」、「恋の一時間は孤独の千年 」、「真夏の夜の夢 」、「舞踏曲 」とラテン風のメドレー。特に大ヒット曲「真夏の夜の夢 」は、季節感もピッタリでとても盛り上がった。

その後、一転してあっという間に着物姿で現れたユーミン、「大連慕情」、「春よ来い」をしっとりと歌ってくれた。

さらにステージは海辺の風景に変わり、ユーミンは大きめの模様が入った白のワンピースで登場、「ただわけもなく」、「Blue Planet」、「夏はすぎてゆき」と続き、「わき役でいいから」のとき椅子が4つ運び込まれ、ユーミンとコーラスの須藤さんと松岡さん、パーカッションの小野かほりさんが椅子に座り、客席を向いて、映画を見ているような設定に。そして4人はステージ前方へ来て、キアヌ・リーブス、ジョニーデップ、「SEX AND THE CITY」等、映画に関わるショートコント。なかなか息が合ってて楽しかった。そして「ガールフレンズ」。

続いてはステージ中央に運ばれたアップライトピアノを弾きながら「静かなまぼろし」、、「私のフランソワーズ」を歌ってくれた。

そして、「Mysterious Flower」を歌った後、再び現れたユーミンは、アンドロイドのような、黄金に輝く衣装。ユーミンはこういう格好が日本一よく似合うなあ。その衣装で「今すぐレイチェル」、「LOVE WARS」を歌い、激しい音楽、煌めくレーザー光線と、会場は異様な熱気に包まれていた。これこそユーミンのライブの「動」の部分のハイライトシーンだった。

次いで、ステージが最初の映画館の光景になり、衣装もまたコートに着替えたユーミンが「瞳はどしゃぶり」歌い、そしてラストの曲は、ライブに欠かせない「DESTINY」。ユーミンと須藤さんと松岡さん、小野さんが歌いながらダンスを披露し、会場の盛り上がりは最高潮に。そして最後はステーフ上を本物の赤いミニの自動車に乗って去っていった。

しばらく休憩の後、アンコール。ユーミンはキラキラ光るエジプト風の衣装で登場、最初は「コインの裏側」。次いで「カンナ8号線」。オカダの大好きなハードな曲だけに、相当興奮した。

MCでユーミンは、このツアーの準備をしているときに、あの震災があり、ツアーをやるべきかどうか、迷ったけどやっぱりやることにしました、と語ってくれた。
その決断のおかげで、こうしてライブを見ることができたのかと思うと、本当に感謝の気持ちで一杯になった。

アンコールの最後は、ニューアルバムの中の一曲、映画『Railways』の主題歌「ダンスのように抱き寄せたい」。ユーミンの歌声が身体の中に染み渡るようだった。

そしてユーミンとバンドメンバーがステージ前方に勢揃いしてお辞儀し、ステージ下手へと消えていった。

その後、会場が明るくなり、コンサート終了のアナウンスが流れたけど、会場ではアンコールの声と拍手が続いた。実は、他の会場でもユーミンは2回目のアンコールに応えてくれることがあるそうで、そう書いたチラシを会場の入口でわざわざ配っている人がいたのだ。その努力に感謝!

そしたらやっぱりユーミンが登場し、「皆さんに幸せが訪れますように。一緒に歌ってください」 と語った後、ピアノの武部聡志さんの伴奏で、「やさしさに包まれたなら」を歌い始めた。オカダも最も好きな曲の一つだったので、精一杯の思いを込めて歌った。そしてユーミンが退場するとき、「ユーミン、ありがとう!!」と叫んだ。

ニューアルバム『Road Show』を聴いて、今年こそユーミンのライブに行きたいと思ったのだけど、こうして実現することができて、本当によかった。もう何も思い残すことはない、と思ったけどやっぱりまた行きたいなあ。とりあえず、今回のツアーをWOWOWあたりで放送してほしい。

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2011.06.02

小田和正コンサート 2011 その2

前回の続き。

その後小田さんは、ニューアルバム『どーも』の曲を中心に、メインステージで歌ったり、センターステージの右のサブステージで歌ったり、花道を歩き回ったりしながら次々と歌った。

その合間に、曲作りの苦労話なども話してくれた。このちょっとぶっきらぼうな感じの喋り方に人柄が滲み出ていてすごく好感が持てる。

そして、バックバンドのギターの稲葉さんと共に再び間近のセンターステージにやって来て、懐かしい『一人で生きてゆければ』を弾き語りで歌った。小田さんの透き通る声とギターの調べが会場内に響き渡って、すっかり聞き惚れた。続いて懐かしい曲を中心に6曲メドレーで歌ってくれた。

その後、センターステージの横からグランドピアノがせり上がってきて、今度は『風の坂道』をピアノの弾き語りで歌った。歌声とピアノの音色が心に沁みた。

それから、前回紹介した『ご当地紀行』のビデオが流れて、前半が終了。

後半は、TVドラマ『獣医ドリトル』の主題歌で『どーも』にも収録されている『グッバイ』からスタート。

オフコース時代の大ヒット曲『愛をとめないで』のときは会場が盛り上がって総立ちに。お客さんは、小田さんと同年代の人やミドルエイジの人も多く、古い曲の方が盛り上がっていた。

会場では、左右のスタンド席下に歌詞が表示される大きなディスプレイが設置されていて、それを見ながら一緒に歌うことができるので、とてもよかった。

メインステージ後方には大きなスクリーンがあり、小田さんの映像を随時映していたので、小田さんの姿が死角になって直接見えないときも、スクリーンで見ることができた。

さらに、天井近くには6面のスクリーンが設置されていて、様々な映像を映していたけど、小田さんの姿を見るのに必死で、あまり見上げる余裕はなかった。

その数曲後の『Yes-No』でも、小田さんは会場内を走り回りながら歌った。

その後の『今日もどこかで』では会場全体の大合唱。多くの人が小田さんにマイクを向けられ、熱く歌っていた。

最後は、『hello hello』。やはり花道を移動しながら歌って、近くにきたときはオカダも思いっきり手を振って、「ありがとう!」と叫んだ。

アンコールでは3曲も歌ってくれた。

そして、再びアンコール。ピアノの弾き語りで『生まれ来る子供たちのために』を歌ってくれた。これも懐かしい曲だけど、大震災後の今の日本に向けての、小田さんからのメッセージだと感じられた。

続いて『Yes-Yes-Yes』。また花道を移動しながら歌ってくれて、会場全体、オカダのテンションも最高潮に達した。

最後は、バンドメンバー全員が一列に並んで、アカペラで『いつもいつも』を合唱した。余韻の残る、落ち着いたエンディングだった。

約3時間、小田さんの素晴らしい歌声をたっぷり聴くことができ、間近で見ることもでき、小田さんとジョイント!という思わぬ幸運にも恵まれて、本当に素晴らしい時間だった。小田さんの観客に対する熱い思いを十二分に感じることができた。また機会があったら是非行きたいなあ。

その後、電車に乗るのに一時間半待ったことも、今となってはいい思い出だ(笑)。待つ間、対岸の広島や、わざわざ東京から来た熱心なファンの人と話すことができて楽しかった。

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2011.05.27

小田和正コンサート

5月21日土曜日、小田和正のコンサート『どーも どーも その日が来るまで』を見に行った。

オカダにとっては初めての小田さんのライヴ。以前から行きたいと思いながら、実現しなかったのだけど、今回思い切って行くことにした。

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当日は、すっかり夏の陽気で非常に暑かった。

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会場は、愛媛県武道館。ここに来るのも初めて。

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会場の入口前にはトランポ号が止まっていた。

直前に、予習の意味で4月に出た 小貫信昭 『小田和正ドキュメント 1998-2011』 幻冬舎 を読んだ。この本で、小田さんのライヴに対するこだわりを知った。

その一つが、コンサートの中に『ご当地紀行』と呼ばれる幕間のビデオ・コーナーがあることで、コンサートの前日、小田さんが現地の名所や人気スポットを回り、その様子をビデオに収めて上映するもの。今回、小田さんは松山城、大洲のおはなはん通り、双海海岸と巡り、双海海岸で愛媛に因んだ『みかんの花咲く丘』をギターを弾きながら歌っていた。

また、独特なのが「オン・ステージ・シート」といって、ステージ上の演奏者の後ろに客席を設けていること。今回も50人くらい座っていた。オカダも抽選に申し込んだのだけど、残念ながらはずれてしまった。他のお客さんから見られるという難点はあるものの、ごく間近で見られるはいいだろうなあ。

さらに、メインステージから前方に花道が伸びて、そこににセンターステージを設けること。そして、メインステージ、センターステージの両方から、さらに左右に花道が伸びるように作っている。なるべく観客の近くに行きたいという思いから生まれたアイディアだという。

今回のオカダの座席は、センターステージの斜め前、柵の手前という、かなりいいポジションだった。コンサートが始まり、小田さんが登場したと思ったら、いきなりセンターステージにやってきて、1曲目の『明日』を歌い始めた。オカダからの距離、わずか2.5メートル、まさに目の前で、いきなりテンションが上がった。

この日の小田さんは、白い無地のTシャツの上に白く前身頃にラインの入っているシャツを羽織り、下はオフホワイトのコットンパンツにスポーツシューズ、紺地に白いドットの靴下といういでたちだった。

小田さんは、「先のことは未だ全然分かりませんが、今回のツアーを全力でやっていこうと決めました」と話した後、次の曲が始まった。オカダにとってのクライマックスが、いきなりやってきた。

2曲目は、『ラブストーリーは突然に』。大ヒット曲だけに会場内は一気に盛り上がり、観客は次々立ち始めた。小田さんは、歌いながらセンターステージの左の花道を進み、そして花道を降りていって、観客の目の前、花道と柵の間の通路を歩いていった。

やがてオカダの方に歩いてきて、近づいてきたとき、一瞬目が合った。もしかして握手でもしてくれるのかと思ったら、いきなりマイクを向けられた。一瞬パニックになりながらも、何とか1番の終わりの方の「あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら 僕らは いつまでも 見知らぬ二人のまま」の「まま」と歌った。すると会場内からどっと失笑がもれたのがわかった。たった2音なのに、思い切りはずしてしまっていたんだろうなあ。

小田さんにマイクを向けられて歌うことができるなんて、ものすごくラッキーだった。一生忘れないだろうなあ。たった2音なのにはずしてしまって、オカダの実力ではあるのだけど、会場にいた小田ファンの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいで、その後何度も思い出し笑いをしてしまった。

<長くなったので、次回に続きます。>

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